どうも、服部(@FACTDEAL)です。
先日書いたこちらの記事で、経営者はみんなコンサルタントであり、商売人はみんなマーケターであるべきだという話をしました。
で、これは「気持ち的そうなりましょう」という話ではなく、実際にそうなりましょう、つまり名乗ってしまいましょうということでもあります。
いきなり肩書きをつけることに抵抗があるなら、「〇〇のコンサルをしています」とか「〇〇のマーケティングが得意です」とかでも良いので、人に伝わるようにちゃんとアピール(記載、発信)すべきなんですね。
プロフィールにしっかり書いてしまうと。
騙されたと思ってやってほしいんですが、ある程度本業が上手くいっているのであれば、そうすることで実際に相談や依頼が来るんですよ。
というか、本業がある方が強いです。
よく「いきなり名乗ってしまっても良いのか?」と言う人がいるんですが、逆なんですよね。
バリバリ本業をやっているからこそ名乗る資格があるというか。
継続している本業があって、それが上手くいっていることが、コンサルをやっても良い、あるいは他人のマーケティングをサポートしても良い最大の理由になるからです。
で、名乗ることでの大きなメリットが実はもう1つあるんですよ。
これを理解していることで、わざわざコンサル思考を身に付ける勉強をする必要もないし、マーケティングの本を読み漁る必要もなくなるんですね。
少なくとも、コンサルタントやマーケター「名乗るための勉強」をする必要はなくなります。
人によっては「ハッタリ」ととらえる人もいるかもしれませんが、そうではないことに多くの人が気づくはずです。
プレイヤーから指導者へ
コンサルティングやマーケティングにおいて、最初から全知識や全スキルを身につけてスタートできる人なんていません。
ある一定以上の経験を経て、指導者やアドバイザーとして活動していくわけですが、これって他の仕事でも同じで、日々誰かと対峙し試行錯誤しながら知識やスキルを身につけていきます。
サラリーマン経験がある人であればよくわかると思います。
新入社員として入社し、プロとしてお金をいただくための最低限の知識やスキルを身につけ、結果を出して昇格、昇給していき、今度はプレイヤーとしてだけではなく、部下や後輩を教える「指導者」としての資質を問われるようになるわけです。
フリーランスもサラリーマンも「現場のプレイヤーから教える側になる」という基本的な流れは同じなんですね。
もっと身近なところで言うと「親になること」も同じで、親になって子どもにいろいろと教えることによって、逆に子どもからもいろいろと学び、親もハンパなく成長していくわけじゃないですか。
その経験や知識を活かして、世の中の新米パパやママの助けになれたりできますよね。
教えることで研ぎ澄まされる
前項からもわかるように、知識やスキルが加速度的に身についていく環境というのは何かと言うと、「人に教えること」に尽きるんですね。
これがあるかないかによって、成長スピードが全く変わってきます。
なぜかというと、人に教えることによって、最優先で身に付けるべき知識やスキルを最短で身につけられるからなんですね。
コンサルタントを目指そうとかマーケターを目指そうとか思って、コツコツ勉強したり自分で試して実践することはめちゃくちゃ大事なんですが、それ以上に大事なことは求められている知識やスキルを身に付けることです。
自分が良いと思うものを提供するのではなく、お客さんが必要としているものを提供するというのは商売の基本です。
もちろん、その繰り返しを行うことによって、自分が良いと思うものとお客さんが欲しいもののギャップが縮まっていって、結果として自分が良いと思うものも売れるようになるということはありますが。
少し話がずれましたが、人に教えることの何が効率良いのかと言うと、本当に必要なことを相手が教えてくれる(質問してくれる)からなんですね。
「こういう場合はどうすれば良いですか?」
「こんな話を聞いたことがあるんですが、実際はどうなんですか?」
みたいな感じで、多くの人が困っていることや求めていることを、代表者として教えてくれるということです。
そうすると、質問や相談に対する最適解を提供するためにインプットしたり、それでもわからない場合は自分よりも優秀な人に聞いたりしますよね。
そうやって、今一番必要とされているものを最優先で身につけていくと。
現時点で必要とされていないものは、詰め込むだけ脳のキャパや時間がムダになるのでやめたほうが良いです。
必要なものは必要な時に必要なだけ取りにいくということです。
例えば、マーケティングの勉強をしなければならないからといって、今さらMiXiの運用方法とかは勉強しないと思いますが、それと同じで「特に必要ないもの」なんて山ほどあるということは理解しておきましょう。
机上の空論はハッタリと同じ
といった理由から、コンサルタントであることやマーケターであることをアピールして、相談される環境をさっさと用意してしまいましょう。
そこで、「まだお金をもらうのは申し訳ない」と思うのであれば、最初の方は無料でやってしまうのもありです。
が、無料だと、よほどお客さんをスクリーニングしなければ良い質問や相談をもらえないどころか、低レベルの同じような質問や相談がずーっと来るようになるので、早いタイミングで有料にしたほうが良いです。
やはりフリーライダー(何がなんでも無料でなんとかしようとする人)は民度が低いのです。
お客さんの問題解決をするという目的は常にあるわけですが、同時に、よりレベルの高いアドバイスやサポートができるようになることも大きな目的としてあるということもお忘れなく。
また、タダが好きなだけの人はともかく、長文の質問や相談をDMで送ってくるような人は「時間=命」という認識がなく、平気で時間を奪おうとしてくるので、そういった人からあなたの大事な時間をしっかりと守らないといけません。
商品が無形になったとたん、お金を払う必要がないと勘違いする人は多いですよね。
話を戻しますが、お金をもらって指導をする上で一番ダメなのは、勉強せずにテキトーに答えてしまうことです。
まぁ、このブログを読んでくれている人の中に、そんな最低な仕事の仕方をする人はいないと思いますが、机上の空論の話はしないようにしましょうねということですね。
自分の力が及ばない案件に関しては、ハッタリをかまさず正直に
「私も全てを把握しているわけではないので、この場でテキトーにお答えすることはできません」
「もし間違いがあってはダメなので、私の方でも少し調べてからお答えさせていただきます」
「私より詳しい専門家がいるので、そちらに一度確認を取ってからお応えさせていただきますね」
というふうに伝えた上で、「リサーチ ➡︎ 実践 ➡︎ 検証」を自分でしてから対応するようにしてください。
バックは用意しておきましょう
僕自身、コンサルタントでありながら、経営コンサルタントを付けていますし、マーケターでありながらマーケティングもの先生がいます。
常に相談できる先生がいるということですね。
お客さんからの質問や相談に、最短最速で的確なレスポンスをするためには、成果実証済みの情報やノウハウを持っている人とつながっておくことは非常に重要だからです。
なので、さらに成長効率を上げつつ、お客さんによりレベルの高いレスポンスを提供するためには、強いバックを付けておくと良いです。
別にコンサルタントを付けるということにこだわる必要はなく、信用・信頼できる人がやっているオンラインサロンがあって、そこで相談できるのであればそれでも良いですし、普段から相談できる人が近くにいればそれでもOKです。
さぁ、今日からプロフィールを書き換えましょう。
ちなみに、僕もオンラインサロンをやっているので、コンサルティングやマーケティングの分野に関してはこちらをガンガン活用してください。
もちろん、いろんなジャンルのプロフェッショナル(税理士、弁護士、教育者、 鍼灸師、美容師、脱サラ漁師、ボイストレーナー、WEB屋、保険屋、ネット物販事業者、スーパサラリーマンなど)が集まっているので、こんなに強いバックはなかなかありません。