オワコン

ブログ集客

今からブログを始める人はバカなのか?

どうも、服部(@FACTDEAL)です。

今回のテーマなんですが、久々にブログについて書こうかなと。

というのも「今からブログを始めるとかマーケティングセンスがない」というツイートを見かけたんですが、これは間違っていて、正しくは「マーケティングセンスがない人がブログをやってはいけない」なんですよね。

確かにブログはハードモード、つまり難易度が高いわけですが、じゃぁブログを始める人はみんなバカなのかというとそういうわけではなく。

結局のところ、運営する目的や市場の状況、参入するタイミングなどによるということです。

言うまでもなく、趣味ブログであれば何をどうしようが全然OK、自由です。

趣味のための行動をバカにされる筋合いはありませんし「あわよくば稼げたら良いな」という淡い夢を持つのも自由です。

なので、今回の話はビジネスとして(アフィリエイトではなく集客ブログとして)ゴリゴリブログを使うことを想定した話だということは理解していただければ。

ビジネスブログの要素

ブログに訪問してくれた人のそれ以降の導線はどうであれ、ブログを運営する目的は集客です。

で、集客の2大要素というのは「露出」と「求心力」なわけですが、なぜ今ブログの難易度が高くなっているのかというと「露出」がかなり難しくなってしまったからです。

求心力というのは、言ってしまえばコンセプトだったり発信者の魅力だったりするので、知識やテクニックでどうにかできるものではありません。

逆を言えば、これまでそれなりのリソースを積み重ねていれば、試行錯誤をすっ飛ばせるフェーズでもあるということであり、知識や経験、スキルが豊富な人にとってはこんなに楽なことはないわけで。

リソースがあれば、インプットをしなくても、あるいは多少のインプットだけで無限に記事が書けますからね。

まぁ、お金によって求心力を作ることもできなくはないですが。

一方、露出というのはSEOやSNSとの連携など、知識やテクニック、資金によってどうにかできるものなんですが、結局これは「お金と時間をかけられる人しか勝たん」ということでもあるので、だからこそ厄介なわけです。

つまり、集客ができるブログを作ろうと思うと、

刺さるコンセプト
素晴らしい商品やサービス
発信者(販売者)の魅力

などの求心力が伴った上で、マーケティングのテクニック部分(SEO、SNS、広告)の猛烈な勉強が必要になるということです。

これができる覚悟がある人しかブログにはチャレンジしない方が良いという意味で「マーケティングセンスがない人(マーケティングセンスを磨く気がない人)がブログをやってはいけない」なんですね。

ブログに代わるもの

覚悟があるならブログをやっても良いとは言ったものの、ぶっちゃけそこまでの覚悟があるんであればYouTubeをやった方が良いんですね。

今の段階はもちろん、今後の動画需要のことを考えてもYouTubeで集客する方が圧倒的に効率的だからです。

単純にブログを最初から最後まで読んでもらうよりもYouTubeを最初から最後まで見てもらう方が難易度が低いですし、同じ内容のコンテンツが既にあったとしても、視聴維持のためを工夫できれば勝てるからです。

検索にしてもそうで、ブログを検索しても出てくるのはテキストのタイトルと小さな文字の説明だけであり、それだけでクリックするかどうかを決めらてしまいます。

しかも、ブログは自動的に読み上げられるわけではないので、ユーザーのリテラシーや読解力も求められるわけじゃないですか。

一方、YouTubeの場合はサムネイルという視覚効果で求心することができますし、クリックしたら自動再生され、バカでもボーッとしているだけでインプットされていくわけです。

さらに言うと、動画が評価されれば、関連動画とし目に入るチャンスもあるので、検索すらされずにレコメンドによって自分の動画にたどり着いてもらえたりします。

などなど、僕はYouTubeマーケターではないので、YouTubeに関するメリットや効率性はこれ以上は語りませんが、これだけを見てもYouTubeの効果というのはブログ以上に期待できるものなんですね。

もちろん、垢BANなどのリスクはありますが、規約を理解し、真っ当なビジネスに関する真っ当なコンテンツを配信していれば何の問題もありません。

YouTubeやってないじゃん

じゃあ僕はなぜYouTubeをやっていないのかというと、その理由に関してはシンプルで「ライバルが増えないから」です。

僕はもう何年もブログを運営してきて、今もブログは書き続けているんですが、YouTubeというトレンドに飛びついてみんなそっちに流れていくので、更新が止まるブログはどんどん増え続けていて、ライバルがほぼほぼ増えないんですよ。

YouTubeに限らず、多くの人がSNSやLP、広告など「流行りに乗っかって」「手軽に」「簡単に」「手っ取り早く」集客しようとする人ばかりなので、YouTubeに参入してゴリゴリやるより、止まらずにブログを続けることの方がおいしいというわけです。

長くブログを運営している人や、一部のアフィリエイターもこの旨味は実感しているはずです。

ップデートが起ころうがニッチなキーワードで集客できていて、お金で殴ってくる企業サイトレベルのライバルさえ増えなければ、こんなおいしい世界はないんですよ。

さらに言うと、ブログは「文字を書くだけ」でコンテンツとして配信できてしまうので、積み重ねている人にとってこれほどまでの「手軽に」「簡単に」「手っ取り早く」はないんですね。

なので、新たなジャンルの情報発信をする場合は、しっかりリサーチした上でYouTubeという選択肢も視野に入れると思いますが、既存のビジネスの集客強化のためという理由ではYouTubeには参入しません。

と言いつつ、ここ最近じゃ全く異ジャンルの自身のチャンネルやクライアントのチャンネルの運営はしていますが。

あなたはどっち

ここから見えてくることは何かということなんですが、頭の良い人は整理されてきているんじゃないですかね。

これからやるべきなのはブログかYouTubeかという問いを持ったときは、まず両方の世界をリサーチした方が良いです。

自分のビジネスにおいてはどっちの方が勝ちやすいかだけではなく、既存のお客さんのリテラシーはどうか、テキストと動画どちらを求めているかなどを考えた上で進めましょうということですね。

YouTubeでは競争が激化している、あるいは需要が低く、ブログではライバルが少ない場合はブログでも全然OKなわけです。

逆に、ブログでは検索上位に入り込むことはハードだけど、YouTubeではまだ参入者が少ない、弱い場合はYouTubeに参入すれば良いわけで。

まぁ、YouTubeを運営する目的がYouTuberになってアドセンス収益を得ることでれば、考えるべきことややるべきことは増えますし変わってくるので、あくまで集客やブランディングを目的としている場合の話ですが。

あとは、文字を書くのが好きなのかとか、しゃべったり撮影したり動画編集したりといった作業の方が向いているのかとか、その辺も重要です。

どちらも成果が出るまでは憂鬱ですし、逆に成果が出すとどちらも楽しいので、最初から食わず嫌いせずどちらもチャレンジしてみましょう。


著作権グレーなモラル違反がもたらすブラックな未来前のページ

ステキなフォロワーが集まるTwitterプロフィールの書き方次のページTwitter プロフィール

関連記事

  1. ブログ
  2. ブログ

    ブログ集客

    ブログが持っている3つの魔力

    先日、こちらのツイートをしたんですが、みなさんはブログをやることでのこ…

  3. ブログ集客

    ブログ集客

    ブログにおける「初心者は100記事書け!」の正しい実践の仕方

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。ブログに関して、「…

  4. ブログ集客

    ブログ集客

    Googleよりもお客さんに愛される近未来型ブログ集客

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。最近はライフスタイ…

  5. 情報発信

    ブログ集客

    独自の情報発信をするためのセットアップ(初期設定)方法

    今回は情報発信のセットアップ方法について。ブログやメルマガのネ…

  6. ブログ 4.0

    ブログ集客

    【ブログ4.0】消費されないための“隠れ家”式ブログ(情報発信)スタイル

    ブログがオワコンだと言われているわけですが、言っているのはブログで稼げ…

オススメのコンテンツ

オススメのWordPressテーマ

無料メール講座

オススメの記事

  1. Twitter
  2. Twitter
  3. デブ

最近の記事

  1. 読書

服部のアタマの中

  1. SNSマーケティング

    Twitter100万円プレゼント企画の裏側
  2. 武井壮

    起業

    他にも忙しい芸能人はいるのに、なぜ武井壮は圧倒的億万長者になっているのか?
  3. コンテンツ

    マーケティング

    すぐに「〇〇はオワコン」発言をする人はお客さんとコンテンツに対して愛がなさすぎる…
  4. 承認欲求

    洗脳・マインドコントロール

    承認欲求オバケの退治の仕方
  5. ブログ集客

    ゴミ記事を捨てずに新しいブログへ移行することで得られる5つのメリット
PAGE TOP