こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
金の切れ目は縁の切れ目
なんて言葉があるように、お金は人を狂わせます。
仕事関係はもちろん、友人関係、恋愛関係、夫婦関係、親戚関係、家族関係、などなどあらゆる人間関係を破壊しかねません。
そういった理由から、
・友達とはお金の貸し借りはしない
・友達とビジネス関係にはならない
みたいなことを決めている人が多いですが、僕は真逆です。
友達だろうがなんだろうが、価値を提供したら対価を払ってもらう、あるいは、価値を提供してもらったらお金を払いたいと思うのはごくごく当たり前だと思っているので。
別にお金というツールを特別扱いしていないし、お金以上に人間関係を破壊するものはいくらでもありますからね。
お金というのは、信用の証の1つなわけですから、すでにお金以外の結びつきがある人にお金を払ってもらえる、あるいはお金を払いたいと思うなんて最高じゃないですか。
さらに結びつきが強くなるわけですから。
お金ごときで人間関係が破綻するのは、お金を特別扱いしすぎているからか、お金を払ってもらうことばっかり考えているからですよ。
「友達なのにお金取るの?」
「友達なんだから安くしてよ」
「友達だからはお金はもらえない」
とか言ってるヤツは、ホンマ僕の前から消えてくれと思います。
ということで、ここからはビジネスの話なんですが、お金をもらうことばっかり考えていたら儲かりませんよ、という話です。
洗脳によって想像力が閉ざされてしまった
ビジネスのスタートアップの段階の人や、行き詰まった人は、総じて
「どうすれば商品が売れるか」
「どうすれば良い人材を採用できるか」
みたいなことばかり考えがちですが、そうなってしまうともう負のスパイラルなんですね。
そりゃそうですよ。
それって自分が儲かるためのビジネスであって、お客さんを助けるためのビジネスじゃないからです。
相手にお金を払わそう払わそうとばっかりしていて、
「オレだったらどんな商品にお金を払いたいかな?」
「私だったらどんな人にお金を払いたいかな?」
っていう想像力が完全に欠落しているということです。
この想像力が欠落している人は、ビジネスをするにしてもブログを書くにしても絶望的と言わざるを得ません。
で、なぜそんなに想像力の乏しい人間になってしまっているかというと、これはもう、今までの洗脳教育の賜物です。
・無条件でお小遣いをもらえる
・職場に存在するだけで時給をもらえる
・言われたことをやっているだけで給料がもらえる
という環境でしか育ってこなかったわけなので無理もありません。
自分で何かを創造することでお金をもらうということをしてこなかったということは、
「この人はどんなことで困ってるんだろうか?」
↓
「どうすれば喜んでもらえるだろうか?」
↓
「何をすれば価値を感じてもらえるだろうか?」
↓
「その価値にはお金を払ってもらえるだけの価値はあるだろうか?」
ということを考える力が無いに等しいということです。
結果として、お金を払う側の気持ちがわからないんですね。
お金をもらう = 労働の対価
お金を払う = 手持ち(貯金)が減る
くらいしか考えられないわけですから、そんなマインドセットのままビジネスをしたところで上手くいくはずがないわけですよ。
やられまくろう
これ、基本なんですが、
・マーケティングのスキルを上げたいのであればマーケティングに取り込まれる
・集客力をアップしたいのであれば集客されてみる
・セールスのスキルを上げたいのであればセールスを受けまくる
ということが重要なんです。
で、その中でお金を払いたいと思える商品やサービスを見つけ、自分のビジネスに置き換える(パクる)というのが、成功する上で一番手っ取り早いんです。
もちろん、体験するお金は必要ですが、教材で学んだり、セミナーで学んだりするよりも圧倒的に効率が良いです。
良い商品に出逢えたらそれはそれで嬉しいことですしね。
というか、教材やセミナーで教えられることというのは、販売用に都合よく編集されているものなので、本質が教えられることはありません。
本質はその教材が売れている仕組みや、セミナーで儲かっているビジネスモデル自体にあるわけですから。
販売者がその裏側をペラペラと暴露するわけがなく。
もちろん、中には「強引な集客だな」とか「ド下手なセールスだな」と思う内容も多々ありますが、そうしたことも反面教師のストックになります。
まぁ、こういったことは会社勤めの営業マンには、コツ以前の難しい要素ですが、マーケティングやセールスの良し悪しがビジネスの成功を左右するわけではなく、まず、商品自体の吸引力があり、そこにどれだけ良いマーケティングやセールスを展開していけるかです。
その上で、お客さんに手にしてもらえるセールスを行うには、切り口を日々新しくしていくことが大切なんですね。
これは商品企画においても同様で、新しい切り口をつくるべく、日々、「体験」というインプットをする努力が必要です。
他者のマーケティングやセールスを体験しまくるというのは、そんなケーススタディーを自分の中にストックできる良い機会です。
お金は好きな人(モノ・コト)に使ってこそ価値がある
運が良いことに、僕の周りには、お金を払いたいと思える情報をくれる人や、お金を払いたくて仕方がないような商品やサービスを提供している人がたくさんいます。
で、信用している人たちなので躊躇することなく、気持ち良くお金を払うことができます。
オンラインサロンでは、カタチになっていない商品やサービスでも「お金を払うから売ってよ!」とお願いすることも少なくないんですね。
これは本当に感謝すべきことで、この環境があるからこそ僕はビジネスを継続できているといっても過言ではありません。
情報やネタ、アイデアに困ることがないので。
本当にありがたいです。
僕が起業をして上手くいっている秘訣が1つだけあるとしたら、間違いなくこの部分ですね。
起業当初から、お金を払いたくて仕方がない人、商品やサービスに出逢い続け、お金を払い続けているということです。
そして、そこで実際にお金を払って体験したことを自分のビジネスに落とし込み、自分のお客さんに提供しているので、肝心なところでスベることはまずありません。
あなたの周りに「お金を払いたい」と思える情報や商品を持っている人がどれくらいいるか?
これはビジネスの成長スピードに直結します。
まぁ、それ以前に『お金を払う = 手持ち(貯金)が減る』という価値観で生きてきている人は、まずそこから払拭しなければならないですけどね。