起業

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起業はサラリーマンを辞めてからするべきか?

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

先日Facebookで誰かがいいねしていたのでイケダハヤトさんのこの記事を見かけました。

 
いやぁ、イケダハヤトさんの言いたいことはめちゃくちゃわかるんです。

ケツに火がついてる方が、つまり、サラリーマンを辞めている人の方が指導する側としてもめちゃくちゃ楽ですし、副業のレッテルがないのでクライアントも圧倒的に獲得しやすいですから。

イケダハヤトさんがおっしゃるように、タスクに費やす時間も豊富にありますからね。
 

ですが、必ずしもサラリーマンを辞めている=ケツに火がついているというわけではありません。

多くの人は環境が変わっても思考や習慣が起業家にシフトできないので、サラリーマンを辞めてしまうということはむしろリスクになる可能性の方が高いんです。

四六時中ビジネスを考えられるか?

役職やポジションにもよりますが基本的にはサラリーマンをやっている人で、食事、風呂、トイレ、寝ている時間以外は仕事のことを考えているという人はほぼいません。

そもそも「今の会社が好きでしょうがない」という人は今の時代なかなかいませんし仕事とプライベートのメリハリをハッキリつけて日々がんばっているという状態がほとんどです。
 

しかし、起業するとなると、自分がやりたいことをやるわけですから、四六時中自分のビジネスのことを考えることはあたりまえなハズです。

24時間働くことも苦ではないハズです。

サラリーマンをやりながらでも、自分のビジネスにそこまで情熱を注げるかが重要だということです。
 

例えば、毎日ブログを書くと決めたのに、サラリーマンの仕事を終えて帰ってきたとき「今日は疲れたから」といって自分のビジネスのためのブログを書かないとかはありえないわけです。

このマインドの状態でサラリーマンを辞めてもケツに火はつきません。

「時間はたっぷりあるし、今日はいっか」

とサボるのが関の山です。

また、腹をくくっていないと、貯金がレッドゾーンに入ってきたときに自分のビジネスに投資するのではなく生活を守るためや就活のためにお金を使うという逃げのアクションに移ります。

副業ではお客さんに信用されないのでは?

業種にもよりますが、基本は信用されません。

ジャニーズやAKB、甲子園など、日本人は不完全なものを応援して育てていくことが好きな民族なので、業種によっては副業をアピールすることでファンがつく場合もあります。

その際は副業(片手間)ではなく複業(こっちも本気)
ということを伝える必要はありますが。
 

あるいは「バイトしながら」がネタになる芸人も優位性はあるかもしれません。

しかし、コンサルやコーチなどの先生業において「サラリーマンをやりながら…」を伝えることに何のメリットもないどころかむしろデメリットしかありません。
 

なので、聞かれれば答えればいいですが、サラリーマンをやりながらやっているという情報はセーブするべきです。

売上や利益をあげるサポートをしている人がアルバイトをしているじゃ話になりませんからね。
 

もちろん、副業が信用に影響しないビジネスもたくさんあります。

例えば、ファッションやデザインなどセンスやスキルが問われるようなビジネスは現物を示せば何の問題もありませんから。

実際、僕のクライアントでサラリーマンをしながらファッションやデザインでサラリーマンの月収以上に稼いでる人もいます。

「もうそろそろサラリーマン辞めたらいいのに」と言っているのですが、もっと稼がないと不安らしいです(笑)

副業でお客さんに信用してもらうには?

コンサル系の場合は実績がなければ集客できないし集客できなければ実績がつくれない、という卵が先か鶏が先かのジレンマに悩みます。

そこは副業だろうが本業だろうが関係ありません。

で、これを解決する方法は3つしかなく、

A.実績のある人と組む
B.無料お試しで実績をつくる
C.圧倒的な情報発信をする

のどれかなんですね。
 

ほとんどの人は師匠の腰巾着になったりコミュニティに属して仕事のおこぼれをもらうか、無料でガンガンコンサルをしてお客さんの声を集めるという「A」か「B」です。

そして「C」は何かというと、専門性をアピールすると同時に、まずは自分で実践してそれをアプトプットして読者に行動してもらって信用を得るという方法です。

どれを選ぶかはあなた次第

前項の「A」も「B」も有効ではありますが、「A」は人脈や運に依存するビジネスなのでオススメはしません。

人脈に頼るビジネスは重要人物に嫌われたりすれば即終了ですので。
 

「B」は業種によります。

僕のような集客や経営を指導するコンサルの場合、お客さんの声を乗せることイコール、集客や経営に困っていた人を紹介することになるし守秘義務の縛りも厳しいのでほとんど紹介することはありません。

問題解決ではなくステップアップのコンサル案件のクライアントなどはチラッと紹介したりはしますが。
 
何はともあれ、お客さんの声を載せるときはお客さんのことを優先的に考えましょう。
 

「A」も「B」も微妙だなという人は、「C」だけに注力すれば何の問題もありません。

この「3」がしっかりできれば、副業であるか本業であるかはほぼ関係ないので。

情報発信力さえあれば信用は得られる

人を行動させられる記事さえ書ければ、その発信内容が変化を提供できるものであれば「A」や「B」でジタバタしなくても信用は得ることができます。

というよりかは、「A」や「B」で成功しても専門性や権威を保持し続けていくにはいずれにせよ情報発信は続けないといけません。

人脈や運だけに頼っていた人やいつまでも無料お試しをやっている人が例外なく消えていっているのは言うまでもなく。
 

コンサル業や情報発信で起業したい人は、リスクを回避するためにサラリーマンを辞める必要はないので、まずはマインドを起業家にシフトしていってください。

会社に勤めている時間以外のすべての時間を自分のビジネスに費やすというマインドです。

それができるようになったらサラリーマンを辞めてしまってもいいです。
 

いずれにせよ、そのマインドさえ整えば、

1.専門分野のインプットをする
自分の専門分野の情報収集を徹底的に行う
2.自分で実践してみる
期間と目標を決めて実践し結果検証をする
3.成功事例をアウトプットする
上手くいったことや注意点などをまとめて、読者が行動しやすいようにブログや動画で伝える
4.フィードバックをもらう
変化を体感してもらった読者に感想をもらいさらなる問題解決法を有料で提供する

 
を愚直に実践すれば収入が入らない理由は見つからないくらいです。

先に人脈に頼りまくったり無料オファーで商品の価値を下げてしまうことで後で苦労するということはお忘れなく。
 

ご存知のように、僕は「C」だけでコンサルティングビジネスが成り立っています。

師匠の名前すらどこにも出してませんし、お客さんの声も契約時にしか提示していません。

実践すれば成果が出るノウハウをブログや動画で出し惜しみなく発信しているのでさらなる成果を求めてお客さんが来てくれます。


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