こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
スゴい高い能力を持っているのにずーーーっとサラリーマンやってる人いません?
逆に、大した能力もないのに起業してガンガン稼いでいる人いません?
この違いって何かわかりますか?
実は、その差はシンプルで、自分の能力を才能と思って思考停止しているか能力の理由を追求しているかの違いだけです。
僕は天才ではありません。
なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。
イチロー
というイチローの有名な言葉がありますが、まさにこれが全てです。
キレイゴトは思考停止を繁殖させる
巷のエラいさんや”自称人格者”たちは口を揃えて
「あなたには強力な強みがある」
「あなたは才能に溢れている」
「人間は誰しもが特別な存在です」
といったことを言います。
こういった言葉は非常に心地良いですしなんだか勇気が湧いてきます。
が、同時に強力な思考停止を引き起こします。
なぜなら、自分の才能を認めてしまうと、上手くいっている理由を解明しなくなるからです。
上手くいっている理由が解明できなければ、能力をそれ以上ブラッシュアップできません。
良くて
「このままがんばればもっと成長できる」
という運任せの成長戦略くらいです。
また、能力を解明できないということは他人に説明することができないのでノウハウにもお金にも変えられないわけです。
だから能力が高いのにサラリーマンなんです。
ましてや、会社の仕事はチームプレーが多いので、成功すれば「みんなの力で目標達成!」失敗しても「オマエだけが悪いんじゃない」と個々の能力がぼやけてしまうため自分の能力を棚卸しする機会すらありません。
運任せでビジネスは続かない
起業家は自分の能力を客観視しているので、お金を生むことができるんです。
「自分の突出した能力はこれで、これはこういうふうに培ってきたものだからここをこう強化すれば差別化できる」
「自分の能力にはこれが足りていないからここを強化しなければならない、あるいは助けてもらわなければならない」
「このノウハウの手順をパッケージ化すれば収益化することができる」
といった感じで会社を介在させず、自分で能力を棚卸しし、編集し足りない部分はチームをつくることによってビジネスを生み出すことができます。
もちろん、才能で突っ走ってそれなりに上手くいってしまう起業家もいますが、
「自分が上手くいっているのは才能」
という思考停止の視点しかないためビジネスが上手くいかなくなった時にその原因を自分で追求することができません。
そして、一発屋で消えていきます。
自分の能力を説明できますか?
巷に溢れる多くの起業家が、起業しては消えていくという現状がありますが、これは自分の能力を説明できないからです。
「強みを生かして自分らしく起業」といったキレイゴトを間に受けたり「●●の才能があると言われたから」と言われて安易に起業をしてしまうと一発屋で消えていくの末路を辿ります。
ただ、、、
「あなたには●●の才能がある!」
「その強みを生かして起業しましょう!」
と無責任なことばかり言っているのは他でもないアホな起業コンサルタントなんですが。
まぁ、彼らの仕事は、夢を見させて起業させて、短期間であぶく銭をつかませることなので無理もないですが。
彼らもゆくゆくは消えていく運命ですが、キレイゴトに騙される情報弱者がいる限りは彼らは儲け続けます。
なので、みんなもっと早く賢くなってください。
上手くいっていない人は、
・どうやってその能力を身に付けたのか?
・どこをどうすればもっと強力になるのか?
・どこをどうすればもっと差別化できるのか?
・いつまでその能力で戦えるのか?
・能力の足りていないところは何か?
・足りていないところを埋めてくれるのは誰か?
・足りてないところが埋まるとどうなるのか?
といったことに真剣に向き合ってみてください。
「誰もが起業して成功できる」は嘘ですが、僕がいつも言っている「誰もが自身の能力をマネタイズできる」は本当です。
重要なのは、今現在の能力のレベルではなくその能力はどうやって身に付いたのかこれからその能力をブラッシュアップできるか、ですからね。
起業して成功するかどうかのスタートラインはまずそこです。
PS
今回でサラリーマンの抜け出し方わかりました?
自分の能力を説明できるようになる
↓
パッケージ化して市場に出してみる
たったこれだけで赤字のリスクなくサラリーマンをしながらでもビジネスをスタートすることができるんですよ。