こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
やたらとエライ人の名前出す人いますよね。
「師匠の●●さんガー」
「私は●●さんに学びましたター」
「●●さんはスゴイ人なんでスー」
って、しょっちゅうSNSやブログでアピる人。
何が目的なんですかね?
「私の知り合いはスゴイ人だから実績がなくても信用してくださいよ〜」
ってなカンジのノリでしょうか。
”虎の威を借る狐”的なやつですね。
僕も以前にビジネスを学んだ人はいますし、今も学んでいる人はいます。
それはそれはまぁスゴイ人です。
が、一度も名前を出したことはありません。
その理由は2つです。
名前を汚さないため
1つ目は学んだ人に迷惑をかけないためです。
要するに、
「僕が下手こいたらその人に迷惑がかかるから」
ということに尽きます。
ビジネスをする以上100%上手くいくことなんかありませんし、上手くいっていたとしてもそれが永久に続くわけでもないわけですから。
得た情報やノウハウを取捨選択してそれをどう活用するかは自己責任です。
●●認定カウンセラーとか名乗っているのに、クレジットカードの支払いができないから金をくれとブログで叫んでいる人がいましたが、もう「●●さんの顔に泥を塗る」っていう次元ははるかに超越しちゃってますよね。
で、ブログなどの情報発信の基本は、腹で語るということが基本なので本音で発信していればあらぬ誤解も招きます。
そこでガンガン師匠の名前を出していたら、めっちゃ迷惑がかかりますよね。
僕みたいな発信をしていたら特にですが。
師匠や指導者であったり、エラい知り合いの名前を連呼している人は集客したさや権威という鎧欲しさに売名行為をしているだけで、中身は空っぽの連中がほとんどです。
スゴイ人はスゴイ人の名前を出さないです。
後になってから、
「●●さんって、この人に影響を受けてたんだ」
ってわかるもんです。
実力のある二世タレントとかもそうですよね。
少し経ってから、
「え!?この人の子供やったんや!通りめっちゃでスゴイはずやわ〜」
ってなりますよね。
それが自己責任で生きている人の反響です。
それが師匠や指導者へ対する愛です。
まぁ、紹介を強要するアホな指導者やそういう空気を醸し出すコンサルタントもいますが。
紹介しないと仲間はずれにされるとか、SNSのタグ付けを義務付けられるとか、「ブログ紹介したら●●してあげる」とかなんちゃってままごと起業のテッパンですよね。
ファンタジーに引き込まないため
2つ目は「他の人が誤解しないため」です。
どういうことかというと、孫正義に学ぼうがホリエモンの本を読もうがダメな人はダメなわけです。
つまり、エラい人の名前を出すことによって
「この人から学べば誰でも成功できる」
というファンタジーに陥らせないためです。
得た情報やノウハウで成果を出せたのは、それは「僕だから」ということに他なりません。
なぜなら、みんなスタートラインも違えば、ポテンシャルが違うからです。
僕だから成果を出せたということもありますし、逆に僕よりももっと早く大きく成果を出せる人もたくさんいるわけです。
もちろん、学び得たものは計り知れませんが、成果を出せたのは自分が行動したからです。
それは僕のクライアントも同じなので、
「成果が出たらあなたのおかげだし、成果が出なくてもあなたのせいです」
と最初の契約時にお伝えしています。
エラいさんの名前を連呼している人は、
「私でもできたんだからあなたにもできます」
っていう人が多くないですか?
確かに僕もそう思いますよ。
凡人の僕ができたんだから誰でもできると。
でも、現実は違います。
無理な人は無理なんです。
あくまでもお客さんを選んで、無理そうな人は最初にキッパリと断って
「あなたであれば私はお役に立てます」
という人とだけ仕事をするべきなんですね。
なので、僕の場合、ちゃんと成果を出してくれていて本当に信用できるVIPクライアントからしか紹介の案件はお受けしていません。
その代わり、紹介いただいたときは、紹介料は大奮発してお支払いしています。
あなたのコンサルタントやコーチは大丈夫ですか?
「自分がどうか」ではなくてエライさんの名前ばっかり連呼してませんか?