スピーキング

SNSマーケティング

ライブ配信に必要なスピーキングスキル

2021年、あっという間に1月も終わったわけですが、緊急事態宣言も延長されて引き続き混沌とした世の中が続いています。

どう足掻いても個人レベルではコントロールできる事象ではないので、僕らは既存のビジネスを可能な限り守りつつ、新しいことにチャレンジしていくしかしかないですよね。
 

そんな中、救世主のごとく現れたClubhouse。

夜中、ビール片手にNetflixを観ている時間が完全にClubhouseに入れ替わってしまいましたねw

いかんいかんと思いつつ、今のところ「新い世界を知る」「新いチャレンジを試みる」という意味ではかなり有益な時間を過ごせているので、まだ大丈夫だろうと思っています。

スピーカーではなくリスナー側に回ってしまうのは、時間搾取されるだけなのでまずいなとは思いますが。

スピーカー、あるいは企画を考えて人をつなぐ役割を担うことはチャレンジですし、自分自身の成長につながりますからね。
 

賛否はありますし、その中でも「マーケティングとして使えない」と否定的かつ短絡的な意見が散見しますが、使えるかどうかは本人次第かなと。

おそらくマーケティングと言いつつ、見ているとマネタイズの有無で判断しているようなので、何かそれは違うよなと思うわけです。

スピーキングを生業にしている人にとって重要なマーケティング活動になりますし、それ以外のビジネスをしている人でも生産者や販売者としての価値観、人となりを知ってもらうブランディングの役割を果たすので。

完全招待制SNSではありますが、今後枠も増えていき参加しやすくなると思うので「どうせインフルエンサーがイキって情弱が群がってるだけでしょ」と脊髄反射で否定せずに、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

ただ、上記のような状況があることも否めないので、だからこそ能動的でいること、つまりリスナーではなくスピーカー側にいることが重要で。

Clubhouseに限らず「自分がどちら側にいるのか」によって、天と地との差が生まれるということですね。

趣味であれば全然問題ないんですが、マーケティングやブランディングの新しいチャレンジとしてClubhouseを使いたいのであればここは最重要ポイントだと思ってください。

スピーカー側に甘んじてしまうのであれば時間のムダです。
 

音声メディアのリスナーからは「聴き流せるから良いよね」という声をよく聞きますが、聴き流す程度の受動アクションではインプットにはならないですし、それなら別の情報を能動的に取り入れる方が有意義ですからね。

インプットと称しての聴き流しは、勉強している気になっているだけで、結果としてスピーカーによって時間を搾取されているだけです。
 

と、前置きはこのくらいにして、じゃぁ、スピーキングが苦手な人はClubhouseを使うのは向いていないのかというとそういうわけではなく。

スピーキングのテクニックは多岐にわたりますが、とりあえず2つのポイントだけ押さえておけば大丈夫で、それさえ押さえておけば、誰もがスピーカー側に立つことができます。

準備さえしておけばOK

話下手であることが足枷になって、人前で話すことに自信が持てないという人がいるんですが、日常生活や対人関係におけるコミュニケーションとは違って、話下手であるということはスピーカーにとって大した問題にはなりません。

Clubhouseのようなライブ配信で求められている話術というのは

① 理解してもらうための構成
② 話題を途切れさせない工夫

なんですね。

では、それを実現させるための話術や空間作りはどのように身につければ良いのかというと、それは「準備」です。

もうこれに尽きます。

もちろん、しゃべる場数を踏んだり、いろんなタイプの人と話すことによってトークスキルやアドリブ力は増すんですが、誰もが最初からそんなスキルは持っていません。

なので、準備が必要ですし、そこさえ押さえておけば多少たどたどしくてもスピーカー側に立つことは可能なんですね。

構成の準備

リスナーが理解してくれるかどうかというのは「話の構成」に依るので、ここさえ押さえておけば、口下手でも私生活で人とコミュニケーションを取ることは問題なくできているというレベルで大丈夫です。

逆に、どんなにペラペラと流暢なしゃべりをしたところで、構成が下手であればリスナーの理解は深まりません。

間を空けずにマシンガンのようにしゃべるけど、結局何が言いたいのかわからない人っていると思うんですが、そうなってしまってはダメで。

もちろん、スピーキングのエンタメ性を高めるには、起承転結や三幕構成といったものを意識しなければならないわけですが、ここを突き詰めると落語や漫才、ストーリーテリング的なことになってくるのでそうなると「何それ?そんなの無理」となってしまいます。

なので、最初はそこまで考える必要はなく、リスナーの理解を深めるという点においては次の点を守れば合格ラインに届きます。

合格ラインに達するためのポイントは「結論を先に言う」です。

エンタメ系のトークではオチを先に言ってしまうのはNGですが、Clubuhouseで自分のスピーキングの番で何かを話す際は、オチや結論を先に伝えるのがベターです。

それによって、リスナーは結論を念頭において話を聞けるので理解しやすくなりますし、多少話が脱線してもゴールを先に伝えているので飽きずに聞いてくれるんですね。

先に結論を言っているので「で?」とオチも求められません。

たまに悪質な関西人が「え?オチは?」と求めてくることがあるかもしれませんが、そういう場合は「結論は最初に言ってるんですけど、オチを求めてくるということは〇〇さんが最終的にこの流れに盛大なオチをつけてくれるということですね!じゃぁ私も安心してスベれます!ありがとうございます!」とでも返してやりましょう。

また、結論がわからないまま聞き続けると何の話か分からなくなるというリスクが常に付いて回ることになりますし、スピーカー自身が何の話だったか忘れて ブレてしまうこともあるので注意しましょう。

ちなみに、結論以降に何をしゃべるかについては、今の自分のレベルに合わせて考えていけばOKです。

下記の文章を書く際の構成を参考にしていただきたいんですが、初期段階では「結論→理由」だけで十分で、スピーキングのレベルが上がってきて余裕が出てきたら「結論→理由→証拠…」と追加していけば良いんですね。

トピックの準備

前項は「話の構成を考える」という準備でしたが、もう一つは話題を切らさないための準備、つまりトピックの準備ですね。

興味のあるルームを見つけたら、とりあえず飛び込んで挙手して勢いでしゃべってみるというのもありですが、これは自分の中に揺るぎない価値観や軸を持っている人でなければ難しいです。

何に対しても「私はこう思う」と独自の切り口を示せる人、あるいは、どんなテーマも自分の得意分野(専門分野)に引き込める人でなければ。

僕で言えば「マーケティング的に言うと…」というふうに、自分のフィールドに引き込んでしゃべると。

先日のClubhouseのテーマは、まさにそこを意識していました。

完全に専門外、アウェイの中で何かしらの価値を提示するためにはそれしかないですからね。

ただ、それだけでもやはり限界があって、そうならないためにはいくつかトピックを用意して、なおかつそのトピックに関して自分なりの見解を持っておくという準備が必要です。

コツは「トピック+持論+質問」で、例えば「これについて私はこう考えたんですが、〇〇さんはどう思いますか?」という感じで、素人なりに調べて考えて質問することでトークが継続していきますし、他のリスナーも参加しやすくなります。

自分がメインスピーカーではない場合も、こういった「話題振り」ができると重宝されます。

僕も前回のルームではスピーカーにとってもリスナーにとっても価値のある時間になるように、

葬儀業の今後のマーケティングについて
衝撃的な映像の世間の反応
故人AIというグリーフケアについて

などなど、事前に情報収集をして臨みました。

まとめ

やるべきこと(話すべきこと)がわかっていれば、Clubhouseなどのライブ配信でスピーカー側に立つことはそこまでハードルが高いとは感じないですよね。

実際しゃべり出すと思う通りにはいかないんですが、だからこそ試行錯誤しながら臨機応変に対応できるアドリブ力が身に付いていくわけです。

ツイートするまでに無限に準備ができるTwitterとは比べものにならないほど頭は使いますし難易度も高いですが、ビジネスをしている人にとっては良いチャレンジかなと思います。

自分次第で面白い出会いがあるので、普段関わることのない人と気軽に絡むことによって新しい世界を知ることができるというのはClubhouseの最大の魅力かなと。

初対面でも一気にディープなところまでいけるので。

ただ、ハマりすぎると「不毛なルーム」と「価値のあるルーム」の判断ができすにダラダラと時間を消費してしまうので、依存にはくれぐれも注意してください。

まぁ、こういう時代なので、意味のないバカげた話をして笑う時間は必要だと思いますけどね。

仕事は疎かにしないことはもちろん、映画を観たり、本を読んだり、音楽を聴いたりして知見を広げつつ、バランス良く使いましょう。
 

追記

僕は最近はTwitterのスペースやstand.fmを使って定期配信をしたりライブ配信をしたりしているので、フォローしてぜひ覗きに来てください。




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