こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
いや、別に対決させたいわけじゃないんですけど、先日Twittterでとったアンケートの反応がけっこうあったので、まとめ記事を書いておこうかなと思いまして。
一番嫌いなのはどれ?
— 服部慎也 Shinya Hattori (@FACTDEAL) 2018年8月27日
見ての通り、一般的に
・胡散臭い
・とりあえず嫌い
・詐欺っぽい
みたいなイメージが強いものを集めたもので、ランキング結果に関して予想通りだったんですが、割合に関しては意外でした。
ここまで圧倒的に情報商材屋が嫌われているとは、そしてここまでブロガーが嫌われていないとは。
まぁ、情報商材屋が圧倒的に嫌われていて、アフィリエイターは安泰、その間にコンサルタントとブロガーが同列に存在している理由に関しては、noteに書いたのでそちらを参考にしていただければ。
みんな大好きイケダハヤトを参考例に出してわかりやすく解説しています。
このブログでは別の話を。
安定の情報商材屋
どの業界においても真っ当にビジネスをしている人間もいれば、情報弱者を食い物にしている人間もいます。
少なくとも、コンサルタント、ブロガー、アフィリエイター、情報商材屋に関しては、僕自身がお金を使って両面を見てきているので間違いありません。
なので、信じられないかもしれませんが、今回、すこぶる評判が悪かった情報商材屋の中にもめちゃくちゃ素晴らしいコンテンツを提供していて、サポートも充実していて、価格も良心的な人もいるんですよ。
もちろん、その割合は極少ですが。
結局は、その業界のプレイヤーの母数がどれくらいいて、その内ヤバイ人間の割合がどれくらいで真っ当な人間の割合がどれくらいいるのかで、業界のイメージって決まってしまうんですね。
情報商材屋に関しては認知度が低く、かつ下記のような情報弱者しか飛びつかないようなゴリゴリのLPで中身の無い商材を売っている人がほとんどなわけですから、アンケート結果は当然かなと。
お金の恨みは強いということですね。
余談ですが、LPでの見極めのポイントとしては、装飾や画像がほとんどなくしっかり文字を読ませるもので、かつLP自体が価値のあるコンテンツになっているものは商材も素晴らしい可能性が高いです。
そういったアプローチのものは、ターゲットが情報弱者ではないので。
もちろん、物販などは画像も重要なってくるので、ビジネスコンテンツに限っての話ですが。
ヤバいのは仮面コンサルタント
コンサルタントは、その仕事内容を把握している人がどれくらいいるかは別にして、認知度は高めですし、分母も他の職種(ブロガー、アフィリエイター、情報商材屋)よりも多いです。
コンサルタント会社はあってもブロガー会社はありませんよね。
アフィリエイト、情報商材販売をしている会社はありますが、それでもコンサルビジネスよりも市場は小さいです。
その上で、「ヤバいヤツ」がどれくらいいるのかというと、そんなにいないんですよ。
もちろん、ある日突然「コンサルやります!」と言っているブロガーのような「なんちゃってコンサルタント」はいますし、情報商材屋やセミナー教祖がコンサルタントと名乗っているパターンもありますし、そういった仮面コンサルタントはほぼ100%ヤバいです。
が、ガチのコンサルタント勢でヤバいヤツはそんなにいません。
それでも「まともなコンサルタントに当たったことがない」とう人は、おそらくアメブロやFacebookというクローズドな空間でコンサルタントを探しているか、広告に出てきたコンサルタントに安易にアプローチしているかどちらかでしょう。
コンサルタント業界の評判を落としているのは、ガチのコンサルタント勢ではなく、「ガチのコンサルタントの目の止まったらヤベー」と思いながらコソコソやってる仮面コンサルタントがほとんどなので、プレイヤーの分母の多さ割には嫌悪にあまり影響を受けないのかなと。
見つけたらTwitter上に引っ張り上げてツッコミ入れまくりますし(笑)
人畜無害のアフィリエイター
アフィリエイターは無害でしょう。
お役立ち記事や問題解決記事を書いて、その選択肢の一つとして既存の商品を紹介してマージンを得るだけですから、普通にやっていれば嫌われる要素なんかありません。
ただ、一部嫌われているわけでして、それは主に情報商材系のアフィリエイターが評判を落としているんですよ。
売れれば報酬が大きい商材を売るために、「この商材は詐欺だ!それよりもこっち!」といったブッ叩きレビューの記事を書いて、情報弱者を騙す悪徳アフィリエイターなどがそうですね。
あとは、特商法や薬事法、個人情報保護法などを軽視している連中、ステマ常習犯など。
僕から見れば、アフィリエイターは人畜無害どころか優秀なマーケターがほとんどなんですが、上記のようなモラルのないアフィリエイターが評判を落としているということです。
最近は、アフィリエイター云々よりも、ASPや広告主の非承認問題の方が目立っていますよね。
なんだったら、あっちの方がタチが悪い。
赤信号が点るブロガー
今回のアンケート結果を受けて、ブロガーが意外と嫌われていないかったことに疑問を抱いた人もいるかもしれませんが、それは当然といえば当然で。
アンチの熱も冷めてきているというか、もうみんな憐れみの目で見ているんですよ。
あまりに無思考な無戦略に恥を晒すブロガーが増えてきたことによって、人々の反応が「嫌う」ことよりももっと酷い状態である「無関心」に向かってしまっているということです。
情報商材屋やコンサルタントのように、綿密なマインドコントロールによって特に大金を搾取するわけでもなく、コンテンツに目を向けさせるために炎上させるわけでもなく。
ただただ、目先のPVやフォロワー、小銭を集めるだけなので、被害者もそんなにいないんですよ。
ちょうどそんな内容のツイートのやりとりもありました。
マックブックスポンサー募集してたりクラファンするのをネット乞食扱いして批判するの解せない。
もうシンプルに嫌なら支援すんなで終わり。何に腹立ててる。そのエネルギーどっから湧いてくる?もったいないすよ。ヒッチハイクしてても嫌なら乗せなきゃいいってのと同じでしょ。ぼくいみふーです。
— キック@貯金1000万で独立ブロガー (@kikumer) 2018年8月27日
大の大人がヘラヘラしながら土下座して物乞いしてんのが単純にダセー。
で、存在が迷惑。
同じ(コンサル)業界でそんなヤツおったらボコボコに叩く。ガンでしかないから。
まぁ、ブロガー業界は「多様性」として寛容するのかもしれないけど。 https://t.co/l8oKylpOk2
— 服部慎也 Shinya Hattori (@FACTDEAL) 2018年8月28日
わろたw 強烈!
ほんと人によりますね。僕はけっこう好きなんですよね〜そういう惨めだと思われるようなことにも平気で挑戦できるメンタルが。
— キック@貯金1000万で独立ブロガー (@kikumer) 2018年8月28日
いや、やるのは自由なんやけど、そういうのって華がある人がやらないと詰むやんw こないだのおっちゃんとか華ないやん。未来が見えん。
最近の女子ブロガーとかもそうで、ゲス、下ネタ売りにするのは自由やけど、みんな華ないでしょ。コンテンツも華もないのに勘違いして堕ちていくのキツいっしょ。 https://t.co/TCHzlI2UkY
— 服部慎也 Shinya Hattori (@FACTDEAL) 2018年8月28日
ちなみに、「華がない」っていうのは見た目だけの話じゃなくて、立ち振る舞いや発信なども含めての話です。
だって、華があったら、もっと嫉妬されているはずですし、炎上もしていて、それをチャンスに一気に飛躍しているはずじゃないですか。
それも無いということは、「オレ(ワタシ)批判されてる!有名人になった証拠!」という認識が世間とはずれ始めているということなんですね。
実際、世間はブロガーという肩書きを持った人間の一挙手一投足に対して、もはや批判ではなく
「なんか憐れだね…」
「流石にこれは惨めだわ…」
「家族がかわいそう…」
「ただただダサい…」
といったように、悲壮を感じちゃっているわけですから。
このアンケート結果として「やっぱブロガーってめちゃくちゃ嫌われている!」とかであれば、まだまだブロガーも需要があるんだなと受け取ることができるかもしれませんが、この結果は深刻ですよ。
嫌われてなんぼ、炎上してなんぼのブロガーが無反応に近くなってきているということなので。
ということで、各職種のみなさん、このアンケート結果を受けて何を感じるか、何を考えるか、そしてこれから何をするべきかはあなた次第ですが、僕の見解も参考にしていただければ。
また、興味が湧きそうなアンケートがあれば実施するので、Twitter(@FACTDEAL)をフォローしておいてくださいね。
過去のアンケートはこちら。