こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
話題のビジネス書『魔法のコンパス』が好評のキングコング西野くん。
そんな書籍に話題も冷めやらぬ中、今度は話題の絵本『えんとつ町のプペル』が発売され、クラウドファンディングで集めた資金を使って毎日新聞の一面を買い取るという、マーケティングに関する話題も欠かしません。
SNSでも、まだまだ影響力を発揮していて、
「魔法のコンパスを読んだ!」
「すごいタメになった!」
「これからがんばろうと思う!」
というコメントが溢れ返っているわけですが、憧れだけで終わっている人が多いなという印象です。
というのも、ビジネス書の基本として、行動しなければ何も変わらないわけですよね。
この本(魔法のコンパス)の中には、マーケティングや集客テクニック云々もけっこういろいろと細かく書いてあります。
SNSの使い方やクラウドファンディングの概念、ファンを大事することの本当の意味など、具体的な行動パターンも書かれています。
が、基本は、周りのうるさいノイズなんか一切気にせずに
・人生を生きたいように生きているか?
・言いたいことをストレートに言っているか?
・自分の想いや信念を曲げていないか?
と、いったところに集約されるわけです。
要は、あなたは本当にやりたいことをやっているのか?ということですね。
そこの根本のマインドセットを変革しない限り、「勉強になった!」「感動した!」「衝撃を受けた!」で終了してしまいます。
もったいないですよね。
そこで満足してしまって、また明日から同じような毎日に戻っていくのって。
せっかく良いところまで行ってたのに。
劣化コピーコンサルタント
で、やりたいことをやって生きていくために、お金を儲けるために、もっと幸せになるために、何とか自分の力で動き出してはみたけどあっちこっち迷ってしまって不安になってしまってコンサルタントに頼る人が多いんですが、そういう人に知っておいて欲しいことがあります。
コンサルタントやコーチといった、誰かに頼ってみる場合も、自分の軸ややりたいことがブレてしまっていると、適切な人を選ぶことができません。
自分にはまだ早すぎる人を選んでしまったり、逆に、自分より低レベルな人を選んでしまったり、要は、自分に適してない人を選んでしまうんです。
ほら、よくいませんか?
コンサルを受けている人やセミナーとか塾とかに参加しまくっている人で
「いや、なんか色々参加しまくってるけどさ、先生たちよりあんたの方が実力あるんじゃない?」
って人。
「何で自分よりショボい人から学んでるの?」
って人、けっこういません?
コンサルタントと言うのはクライアントが「在りたい姿」に近づくためのお手伝いをする仕事でもあるわけなんですが、自分自身が生きたいように生きていなかったり、欲しいものを手に入れていないのに、自分が幸せに生きれていないのに他人のお手伝いなんかできるわけないよねと。
それは幸せだったり、時間だったり、お金だったり、人であったり。
集客できていない集客コンサルタントや、売れるコピーが書けないセールスコピーライター、本人が病んでいる心理カウンセラーなどはそもそも論外ですが。
他の人と同じことを言い、同じことをし、同じようにセミナーをし、お茶会をし、同じように自撮りをし、集合写真を載せ、、、
という、劣化コピーコンサルタントが多すぎますよね。
パクってサヨナラ
ぜひ、知っておいてください。
生きたいように生きていないコンサルタントや自分自身を管理できていないコーチ、自分の問題に向き合えていないカウンセラー、ダサいファッションアドバイザーを頼ったところであなたの人生は変わりません。
自分の考えや価値観というのは、いくらでも他から引用して述べることはできます。
世の中はそんな劣化コピー情報に溢れています。
誰かから学ぶのであれば、他ではありえない価値観を持っている人や、他人の劣化コピーではない、自分の生きたい生き方を実践している人に一定期間だけ学んでください。
それも、その人の生き方そのもの学ぶのではなく、
「自分はどう生きたいのか?」
「そのために何がパクれるか?」
という部分にフォーカスします。
そして、成果が目に見えるようになってきたらすぐに離れるようにしましょう。
すぐに自分の足で走り出すんです。
苦しいのは成果が目に見えない間だけで、それさえ見えるようになればあとは好きなことをただやり続けるだけです。
これが他人のコピーではそもそもモチベーションを持続させられません。
とりあえず嫌われてみよう
西野くんの生き方は確かに楽しそうですよね。
でも、彼には彼のポテンシャルがあって、類まれな才能があってその才能を伸ばす努力をしているわけです。
そして、しんどい過去を乗り越えて成果が目に見える領域に来ているからこそ、周りから見ればストイックなことでも毎日を心から楽しめているんだと思います。
目標を達成するためには”ドM”なんでしょうね。
そうです。
あなたと彼では、ポテンシャルも、才能も、努力の量も内容も、生きがいも、性癖も全く違うんです。
あなたは西野くんにはなれません。
なってはいけません。
彼の今のポジショニングは、勝てない場所で無理して戦おうとはせず自分が勝てる場所を探して注力した結果なので。
それでもあなたは思うと思います。
「いやいや、西野くんは凄い!」
「こんな人の才能には敵わないよ!」
「私は応援する側で良いよ、、、」
って。
いやいやいやいやいやいや、、、
あなたはお笑い芸人を目指す必要もなければ絵本作家になる必要もないじゃないですか。
自分の勝てる場所で西野くんをサクッと倒せば良いじゃないですか。
応援するのも楽しいとは思います。
実際、僕も西野くんのことは尊敬しているしめちゃくちゃ応援しています。
でも、戦う方が圧倒的に楽しいと思うんですよ。
で、嫌われるのは戦ってる証拠ですからね。
誰かを楽しませようとしていればアンチのヤツらはわんさか湧いて出てきます。
でも、そいつらにはあなたを嫌う理由なんか特にないと思いますよ。
理由のない嫌悪感はただの嫉妬ですから。
西野くんのように、自分のやりたいことをやって、毎日言いたいことを言って、一定数の人からとことん嫌われてみることで自分だけの生き方が見えてくるかもしれません。
この絵本からもそんなことが学べます。
西野くんから学ぶだけ学んで、オイシイところはパクるだけパクったらいつまでも他人の価値観にぶら下がってないで自分の人生を生きていきましょうよ。