こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
Twitterでの効果的なプロフィールの書き方に関してはこの記事でガッツリ書いたので、今回はブログのプロフィールの書き方について。
ブログプロフィールに関してはガッツリ有料noteの方で書こうかと思ったんですが、できるだけ多くの人の読んでほしいのでメイングログで公開することにしました。
あまり有料noteばかり書いていると、目先の金だけが目当てだと思われそうなのでw
もちろん、お金も欲しいですが、僕が本当に欲しいのは最高のお客さんですし、結果として、そういったお客さんこそが継続的な利益をもたらしてくれるので。
有料だろうが無料だろうが「まぁ、服部の書く記事は間違いないでしょ」と思ってもらえるように、日々魂を削って常に価値のある情報を提供しているつもりです。
ということで、本題です。
本来は、しっかりとしたプロフィールがあって、そこから重要な要素をピックアップして字数制限のあるSNSプロフィールにするというのが一般的な流れになります。
もちろん、人によってはSNSプロフィールの内容をきっかけにメインプロフィールをつくるという方が向いている人もいると思うので、そういった逆の行程も全然ありですが。
まぁ、相互にブラッシュアップをかけるものとして認識していれば良いと思います。
ということで、今回は、まだメインプロフィールができあがっていない、もしくは内容が薄い、弱いと感じている人のためにメインプロフィールの書き方を解説します。
長いプロフィールは読まれない論について
まず基本的な話として、プロフィールのボリューム具合いなんですが、「プロフィールは長いと読まれません」とい言う人と「プロフィールはタップリ書きましょう」と言う人、2通りの主張をする人がいると思いますが、これはどちらも正解でどちらも間違いなんですね。
そもそもプロフィールというのは、あなたのブログを何記事か読んでくれた人が「このブログを書いている人ってどんな人なんだろう?」と、あなたに興味を持った人だけが読みます。
ブログやホームページのトップページをいきなりプロフィールページにしているようなアホ丸出しの人はいませんよね。
あ、たまにいます(腕組みしている自分の画像をデカデカと載せて、わけのわからんことを書いているわけのわからんWEBサイトはいくつか存在します…)
まぁ、それは置いておいて。
なので、あなたのことを知りたいと思ってプロフィールページへ飛ぶので、しっかり書いておくのが礼儀としても当然ですし、その際の長さやボリュームは関係ないわけです。
極論、伝えられるなら3行でも良いですし、伝えられないなら10000字でも良いんですね。
シンプルが良いのは言うまでもありませんが、この場合のシンプルというのは文字数が多い少ないということではありません。
読みやすいか
わかりやすいか
伝わっているか
という条件を満たしているかどうかが重要なので、10000字でも見出しも改行もなければ「読みにくい地獄」ですし、見出しがあってストーリーが面白ければ、それは最後まで読まれる可能性はあるわけです。
また、ブログもそうですが、プロフィールというのは読者へ提出する履歴書でもあり、適当に書いているものはすぐにわかるので、プロフィールの内容が薄かったり、よくある「準備中です」とかだと信頼を失います。
記事を読んでくれている相手に、いつまでも自分が何者かを示さずにずっと何かを訴え続けていることになりますから。
リアルで考えてみれば、自分の顔や名前、経歴、実績などを明かさずに講演会をしているようなもんです。
まずありえないですし、気持ち悪いですよねw
なので、ブログやホームページのプロフィールは、シンプルの意味を理解した上で書くべきことはしっかりと書くようにしましょう。
ただ、ブログを書く目的が、アフィリエイトやアドセンスなどで「ブログで稼ぐ」という場合は、記事さえ面白かったり、役に立つ情報であれば良いので、誰が書いているかはあまり重要ではありません。
なので、その場合はぶっちゃけプロフィールにそこまで気合いを入れる必要もありません。
が、ブログからビジネスにつなげたい場合は、その人に仕事依頼するか、商品を買うかは 最終プロフィールで決まります。
つまり、プロフィールページは「裏キラーページ」だということをしっかり理解して、他の人が手を抜いているからこそ気合いを入れて書きましょう。
❶ ザックリ自己紹介
まず最初は「ザックリ自己紹介」なんですが、これはもうそのままで、SNSプロフィールのもう少し詳細版を書きます。
雑誌の表紙みたいなもので、さらにページをめくるかどうかを判断してもらうために概要を解説するという感じです。
SNSプロフィールをそのまま載せて、あとは生年月日、出生地、資格、趣味、特技、座右の銘など何でも良いんですが、何が共感のきっかけになるかわからないので、シンプルに箇条書きで複数並べておきましょう。
ちなみに、目次とは少しニュアンスが違いますし、そもそも目次とか別にいりません。
というのも、目次をつくる場合、インパクトのある小見出しをつけられない人はそれだけで離脱されてしまうので、インパクトを持ってこれる人だけ目次を設置するようにしてください。
すでにページに訪れてくれている以上、重要なのは目次ではなく「次の行が読みたくなる」ことなので。
❷ 今のあなたを形成しているもの
この項目からガッツリ書いていくわけですが、まずは「エピック」といわれるもので、要はどういった経験を経て今のあなたの価値観が形成されているのかの部分です。
こういった過去の経験があったから今の自分があるという壮大なストーリーですね。
ただ、壮大というのは過去にあった出来事を盛るということではなく、そこから得たものを編集して壮大にするということです。
人間全員が、誰もが舌を巻くような壮大な経験をしているわけではないですからね。
例えば、過去で一番修羅場だった経験が自分の飼い犬に手を噛まれたことだったとします。
それをそのまま「病院に行って消毒してもらって治りましたが、飼い犬に手を噛まれるとはまさにこういうこと」では、ユーモアはありますが壮大さも欠けますよね。
それを例えば、「まだ手にはシロに噛まれた傷が少し残っていて、その傷を見るたびに痛感するんです。どんなに愛していても裏切られることはあると!」みたいな表現をすると少し壮大になりますよねw
壮大にするのは起こった出来事ではなく、自分の身や心に起こった変化だということです。
上記のように、止揚や葛藤を盛り込むとより良くなります。
❸ どんな価値観でビジネスをしているのか
エピックができたら、次は価値観を提示します。
前項でも少し価値観は示していると思いますが、この項目ではビジネスに寄せていきます。
いうなれば、今のビジネスに対してどんな信念で取り組んでいるのか、お客さんに対してどんな想いを持っているのかなどですね。
自分の中で、
どんなルールを決めているのか
どんなお客さんと仕事をしたいのか
どんなリスクを背負っているのか
どんな仲間たちに囲まれているのか
といったことを明確に伝えるということです。
あと、実績も語った方が良いんですが、お客さんの声を羅列するのはウザいだけなので、それは他のページでするようにしてください。
プロフィールページではサラッとでOKです。
❹ お客さんを連れて行きたい未来
ここではビジネスコンセプトを明確に伝えます。
ターゲット(どんな困っている人に)
プロセス(どんな素晴らしい方法で)
目的地(どんな素晴らしい成果を提供してあげられるのか)
を、それがあなたにしかできない理由を伝えて、一緒に未来に連れていきたいと思うパートナー(お客さん)を募ります。
ここは一番大事な「ビジョン」の部分になるわけですが、極論を言うと、エピックがショボくてもビジョンが強烈であれば人はついてきます。
ほとんどの人はエピックを掘ろうとは思わないので。
で、ビジョンは強力であることから、良くも悪くも誰でも簡単に活用できてしまいます。
本音は金銭目的のヤクザであるにも関わらず、イルカ保護を掲げて莫大な募金を集める…なんていうブラックビジネスもあります。
イルカなんて全く興味がなくても、命に優劣をつける究極の差別主義者であっても、崇高に見えるビジョンを掲げるだけで苦労することなくお金は入ってくるということですね。
まぁ、これからの時代ますますウソはバレるので、後に足元を救われますが。
むしろ、消費者もそういう場面をみる機会も増えてきているので、キレイゴトすぎるビジョンは逆効果で、何かを共通の敵に設定するくらいが、人間らしくて良いビジョンになる場合もあります。
いずれにしても、この項目だけで、ビジネスの栄枯盛衰のスパンはおおよそ決まってしまうので慎重にライティングしていってください。
❺ 理想の未来へ連れて行ける専門性や根拠
ビジョンが強烈であれば人は動くと言ったんですが、ビジョン推しのビジネスモデルはもれなく抽象度の高いものになってしまう、つまり中身(具体性)がスカスカになるということですね。
特にセミナー集客をしている人の多くは、ビジョンで引っ張るだけでノウハウがなく、謳っていたとしても、
「SNSを積極的に使いましょう」
「毎日ブログを書きましょう」
「リストを取ってメルマガ配信しましょう」
といった既視感満載のものばかりですよね。
そうならないように、あなたが持っている専門性だからこそできることや、あなたが持っている複数のスキルを組み合わせて、根拠となる独自性を提示してください。
例えば、こんな感じです。
私は、家事と子育てをしながら自宅でビジネスをしているのですが、そういった環境でもビジネスが展開できているのは、ブログを有効的に活用できていて集客に困っていないからです。
スキマ時間を上手く活用できるブログは、私と同じような環境でビジネスをする人にとって欠かせません。とはいえ、スキマ時間は休みたいものですよね。
実は、私の場合、スキマ時間を全部ビジネスに使っているわけではなく、休む時間にもちゃんと当てられています。
で、こういった、他の人が不思議がるような環境でビジネスができているのは、私が四児の母親であるからこそ生み出せた「時間管理術」と「作業効率化法」があるからです。
みたいな感じだと説得力がありますよね。
ビジョンだけに頼るのではなく、1つの項目だけを掘り下げるだけでもなく、ビジネスを取り組むに当たって類似するリソースを組み合わせたりすることで、独自の専門性や権威性の大きな根拠になります。
❻ 価値観のダメ押しとスクリーニング
あなたがお客さんにしたい人に対して、あなたの想いをしっかりと熱く伝えましょう。
といっても、ずっとお伝えしている通り、キレイゴトを伝えるということではなく、あくまで目的はスクリーニングなので「こういうお客さんとつながりたい!」という想いと同時に「こういうお客さんは近寄らないでください!」ということもしっかりと伝えるということです。
プロフィールによく見る「誰でもお気軽に連絡くださいね♪」では、誰にも刺さらないので、一部の人がウザいと思うくらい、自分が大事している価値観や大事にしている人たちを全面に押し出しましょう。
奥さんとの幸せをアピールしても良いし、親バカ具合をアピールしても良いです。
それをウザいと思うようなショボい人間は、もともとあなたがつながりたくない人種なので、自分が独り身だからといって、特に努力しようとすることもなくカップルに嫌がらせをするような連中と同じです。
強烈にウザがれるからこそ強烈に共感者してくれる人が集まってくれるので、最後の項目はガンガンいきましょう。
そんな感じで書いている僕のプロフィールはこちらで、だいたい盛り込んでいるので参考にしていただければ。
ライティングや構成に慣れていたり、センスがあったりする人は別ですが、そうではない人は、まずは愚直に真似をして、そのあとから徐々に自分流にしていってください。
何でもそうですが、成果が出ない人は型をシカトしていきなりオリジナルに走る人です。
番外編❶:リンクの差し込み
プロフィールの内容に関連するような内容をすでにブログで書いている場合は、その記事のリンクをどんどん差し込みましょう。
ただ、あまり関係のないものを差し込み過ぎても相手が読み疲れしてしまう可能性があるので、プロフィールの核となる要素だけにしてください。
もちろん、メルマガのリンクとかもOKですが、これもちゃんと中身があるものだけに限ります(コンセプトとずれていると、登録後、すぐに解除されてしまう)。
番外編❷:画像の差し込み
プロフィールのボリュームが大きくなる場合は文字ばかりだと疲れてしまうので、箸休め的な意味合いで関連画像を入れましょう。
2000文字を超えるくらいのボリュームであれば随所にあった方が良いですね。
通常のブログ記事だと別に問題ないんですが、プロフィールは「役に立つ記事」ではないので、あなたに興味を持ってくれたとはいえ、役に立たない文章群をひたすら読み続けるのはなかなかしんどいものです。
もちろん、スクリーニング用に画像を差し込むというのもテクニックの1つで、特に最後の画像に強烈なものを差し込むのはスクリーニングとしてはかなり有効です。
番外編❸:コンテンツの価値
これは上級編になるんですが、前項でも少しだけお伝えしましたが、プロフィールは一切読者の役には立ちません。
そういうものですし、あなたもそういうつもりで読むと思います。
なので、逆にプロフィール自体に情報としての価値があったら素晴らしいんですね、
他のプロフィールではなかなかない要素なので。プロフィールを読んでもらって「へえ!知らなかった!ためになった!」と思ってもらえたら、かなり差別化ができるということです。
そのためにも関連記事のリンクの差し込みは的確なものであれば有効なんですね。
プロフィールを読んだだけで価値のある情報にもリーチができたら、ただのプロフィールより満足度は高くなるので、余裕があればぜひやってみてください。
番外編❹:動画でのアイサツは必要?
ちょっと前まではよ良かったんですが、動画でアイサツする人がめちゃくちゃ増えたので効果は薄れている感じはあります。
まぁ、映り方にもよるんですが、大げさなPV撮ってるのってだいたい胡散臭いコンサルとかが多いでしょw
ガチガチにつくり過ぎても「素人なのに無理し過ぎでしょw ウケるw」って思われるのがオチで、中身が空っぽな人の手段と思われちゃいます。
逆に、四畳半のうすら暗い部屋で撮るとかも貞子出てきそうで怖いのでダメです。
まぁ、色々加減が難しいので、中途半端に撮るくらいならあえて避けた方が良いでしょう。
僕も以前はプロフィール用の動画を設置してたんですが、もうマイナスブランディングだなと思ったので、YouTubeやLINE以外では配信していないですね。