こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
火の無い所に煙は立たぬ
まったく根拠がなければうわさは立たない。うわさが立つからには、なんらかの根拠があるはずだということ。
出典:デジタル大辞泉
昔からあることわざですが、今の時代にもこれが当てはまるのかというとまぁ、そんなことはないですよね。
「ニセ煙」はあちこちで上がっていますし、だれもそれニセモノだと疑おうとしません。
それが湯気かもしれないし、ドライアイスの煙かもしれないにもかかわらず、火元を確認しようとしません。
根拠がないものを信じ込み、SNSでガンガンシェアされて拡がっていきます。
このことわざに限ったことではなく、多くのことわざがもはやその意味をなさなくなってきています。
そのネタだけで毎日ブログが書けるくらい。
石の上に3年も座らない方法
例えば、「石の上にも3年」ということわざ。
昔は文句も言わずにコツコツ努力していればそれなりに報われたかもしれません。
が、今はどうでしょうか?
確かに、ある分野で生きていくためには、一定量の数稽古は必要な場合もありますが、根拠のない苦行は人生の時間をムダにするだけです。
言われたことを忍耐で3年続ける人よりも
「どうすれば3年を1年にできるか」
を考えられるクリエイティブな人間が大きな成功を手にできる時代になっているわけです。
これからその傾向はさらに強くなりますよね。
ロボットやAI(人工知能)の発達で、反復作業で身につく機械的なスキルなんか初動からロボットがやってくれるわけですから。
常識懐疑 → 想像力強化 → 選択肢増幅
ことわざは先人の知恵であり真理や普遍的な要素も多く含まれているので、迷ったときに指針になることはあります。
が、同時に”常識”や”固定観念”でもあります。
そして、単なる多数決とも言えます。
要するに、それは結果論であって、”たまたま”石橋を叩いて渡った人が”たまたま”上手くいくというパターンもあれば、叩かずにダッシュで渡った人が他の人よりも上手くいく場合もあるわけです。
あるいは、橋を使わずに川を泳いで渡った人は、次に橋が架かっていない川があったときにそのノウハウを誰かに教えることによって対価を得ることができるかもしれません。
その対価でその川に橋を作って通行料をもらうことができるかもしれません。
こう考えるとお金を稼ぐことって超簡単なことですよね?
常識を疑うということは先見性と想像力を働かせるということです。
想像力を働かせることによって選択肢が増えます。
ペッパー君に奪われなくて済むように
・あなたが信じていることわざ
・あなたがかかげている座右の銘
・憧れのあの人の名言
その言葉を信じてもう何年ですか?
望んでいたものはちゃんと手に入りましたか?
もしそうではないのであれば、あなたがするべきことはその言葉を信じて突き進むことではなくて、その言葉を疑うことじゃないでしょうか。
もちろん疑って否定して終わりではなく、
「いや、ちょっと待てよ、、、今の時代ならこうするべきじゃないのか?」
っていう想像力こそが今のあなたに足りていないことではないですか?
ロボットになくてあなたにあることはまさにその想像力です。
一生誰かや何かを疑って生きろと言う事ではなく、今まで信じてきたものがあなたに成果をもたらしていないのであれば今は疑うときではないかということです。
ロボットに職を奪われてしまわないために。