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他人に食事やお酒を奢る習慣がない人は猛スピードで貧乏になる法則

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

僕は基本的に、誰かとゴハンを食べにいくときや飲みにいくときは奢ります。

別に「金持ってるから奢りまっせ〜」というわけではなく。
 

気の知れた友だちといくときは割り勘ですし、腐れ縁の後輩に奢ってもらうこともあります。

僕より圧倒的に稼いでいる師匠や先生にはいつも奢ってもらっていますし、逆に僕より稼いでいない大先輩とかの場合は、顔を立ててあえて奢ってもらうこともありますw

 
ただ、友だちやいつものメンバーを除いて、まだ関係が浅い人と食事や飲みにいくときは必ず奢ると決めているんですよ。

恩を売っておくとあとで返ってくる「返報性」だとか「自己投資」だとか、そういったフワっとした話ではなく、人に奢ることで確実に手に入るものがあるからそうしているのです。

時間を失わないために奢る

これは「奢る人」と「奢られる人」が得られるものの違いを考えればすぐわかります。

人に奢ること、つまりお金を使うことで、その人と過ごした時間は価値があったかどうかを冷静に考えることができるんですね。

当然、価値がなかったと判断した場合は、その人と二度と食事や飲みに行くことはありません。

 
要は、お金と引き換えに判断力や分析力をアップさせることができるので、この経験を積み重ねることで、飲みに行く前から判断ができるようになるんですね。

「この人と同じ時間を過ごすのは無意味だな」
「このパターンの人と飲みに行くのは苦痛だな」

という感じで、事前に時間と気力とお金のムダ遣いを回避することができるということです。

 
これが「奢られる側」だった場合、「奢ってもらえてラッキー」くらいしか考えないので「前回面白くなったけど奢ってもらえるし、付き合いもあるし」とか言って次回も飲みに行くんですよ。

当然、手に入るのは「脂肪」と「ストレス」でしかなく、失うものはかけがえのない「人生の時間」なわけです。

最新型の情報弱者

上記のように、お金を使うということをしないと、大切な時間も、最終的にはお金も失ってしまうんですね。

なぜなら、お金を使わないということは「情報弱者」のまま生きていくということを意味するからです。
 

最近では「情弱」と略される情報弱者。

一度は聞いたことはあると思うんですが、この「情報弱者」って一体何者なんですかね?

情弱

情弱とは、情報資源に満足にアクセスできない人や、情報を充分に活用できない人を指す俗称である。

コンピュータやインターネットが発達・普及している、現在の高度情報化社会においては、得られる情報の量や質の差が、社会的、経済的な格差を生みやすい。この格差は情報格差などと呼ばれる。この格差において不利な側に位置する人が情弱と呼ばれる。

なお、これまでは、ITインフラの整備度合いなどが、情弱であるか否かを左右する大きな要因となっていた。最近では、インターネットは利用できるものの、ITリテラシーが低いために、自分で検索を行わず、Q&Aサイトや電子掲示板などで初歩的な質問をするようなユーザーに対して、ののしる意味で用いられる場合も多い。

webilio辞書

 
一般的な認識では、「正しい情報にリーチできない人」「情報を活用できない人」みたいな感じだと思うんですが、実はこの認識には大事な部分が抜けているんですね。

それは何かというと、「情報の取捨選択ができない人」こそが、現代においては真の情報弱者であるということです。

 
今の時代、パソコンやスマホを使えて、ほんの少しの検索スキルがあれば、誰もがあらゆる情報リーチできます。

また、情報にリーチできさえすれば、今度はその情報を活用するための情報にリーチできれば、誰にでも簡単に活用だってできてしまいます。
 

が、情報の真偽の判断だけはそう簡単にはできません。

 
比較サイトはあるものの、テレビや新聞は情報を操作し、大手ニュースサイトでさえもフェイクニュースを垂れ流し、膨大な数の専門家たちはみんな違うことを言っています。

となると、情報弱者から脱するための最重要スキルというのは、情報にリーチするスキルでもなければ、情報を活用することでもなく、情報を取捨選択するスキルになるわけです。

 
前項の奢る奢られるの話を読んでもらえればわかると思います。

食事、飲みの場という同じ空間にいるにも関わらず、奢る方は過ごした時間や会話の内容、得た情報を元に「次回もこの人と飲みに行くべきかどうか」という取捨選択を正しくすることができるので、次回はその人とは飲みに行かないどころか、似たような人とは飲みに行かないという判断もできるようになります。

が、奢られた方は感覚的に「何かソリが合わないな〜」といったことはあるかもしれませんが、次回も飲みに行くし、飲みに行かなかったとしてもまた似たような人と行ってしまうわけです。

奢られる方は、情報はあるのに取捨選択できないどころかしようともしないというのが実情です。

ユニクロのヘビーユーザーはアホになる

さらに言うと、お金を使わないことはもちろんなんですが「安価なものや割引されたものしか買わない」というアクションも同じなんですよ。

いわゆる“バーゲンハンター”という人たちですね。
 

例えば、ユニクロで服を買うとき、あんまり値札とか見ないじゃないですか。

シャツは高くても2000円くらいで、パンツは3000円くらいで、靴下や下着は3つセットで1000円くらい、みたいな感じで認識していると思うので。

まぁ、実際レジで精算するとき「意外といったな…」みたいなことはあるかもしれませんが。

 
値段を気にしないということは「それが自分にとって本当に必要なものかどうか」を真剣に考えないということです。

これを買ったらどんな楽しいことがあるか?
これを買わなかったらどんな嫌なことがあるか?

といった、最高の未来や最悪の未来について自分自身と全く対話をしないわけです。

結果、家の中はほとんど着ないユニクロの服や下着、靴下で溢れかえっている人も多いんじゃないですかね(僕も昔はそうでしたし)?

 
これが、ちょっと良いところや有名ブランドの店で値札をしっかり確認して服を買うとなったらどうでしょうかね

このアイテムは本当に必要か?
買ったら何と合わせるのか?
代用できるものはないか?
サイズが合わなかったらどうしよう?
似合わないと言われたらどうしよう?
どんな時に着て出かけよう?

とかいろいろ考えた上で、足りない情報はさらにスマホで調べ、情報を取捨選択し、コーディネート画像を確認し、活用できている自分をイメージしてから初めて購入しますよね。

ある日突然莫大なお金をドブに捨てる

本を買うとか、コンサルを受けるとかスクールを受けるとかも同じですよ。

失敗する人は、無料のコンテンツ、1500円の本、数千円〜数万円のセミナーという、大して懐を痛めない額で情報を集めているので、情報を得る前も得た後も情報の分析も情報の取捨選択もしないんです。
 

要は、手に入れた情報は「今の自分にとってどうだったのか」という振り返りをしないんですね。

そうなると、次の情報を手に入れるときにも「今の自分にはこの情報は必要なのか?」を考えないわけですから、ゴリゴリのセールスレターやセミナーのクロージングトークに感情を煽られて、いきなり何十万、下手すりゃ何百万というコンサルやスクールに申し込んじゃうわけです。

 
情報の取捨選択について毎回真剣に考えていれば、成功パターン失敗パターンを身を以て体験できるし、なぜ成功したか、なぜ失敗したかをちゃんと分析するので

このパターンのセミナーは受ける価値はない
今さら自己啓発系の本は読むだけムダ
このコンサルの内容なら受ける価値があるかもしれない

といった真偽の判断ができるようになるわけです。
 

ただ、普段から、真剣に考えなければならないラインのお金を使っていない人は、情報の取捨選択スキルは皆無なので、情報弱者として人生を送り続けることになります。

お金を貯め込んで、情弱真っしぐらで、ある日突然情報の取捨選択の判断を謝ったり騙されたりして大金を失うか、お金を使ってどんどん情報の取捨選スキルを上げ、時間や収入といった人生をコントロールできるようになるか。

どちらを選ぶかはあなた次第です。

 
情報の取捨選択スキルを身に付けたいのであれば、「これが自分に本当に必要か?」を考えた上で、懐が痛むラインのお金を使うクセをつけ、使ったお金で「今の自分にとって必要なものを手にれられたのか」を振り返るクセをつけましょう。

まぁ、最低レベルの取捨選択スキルを身につけるために、今から莫大な投資をして身を以て真偽を経験し、時間もすり減らすくらいあれば、すでにハイレベルで情報の取捨選択ができる先人に投資して、サポートしてもらう方が確実で手っ取り早いと思いますが。
 

自分は情報弱者ではないし、情報の取捨選択も正しくできているというのであれば、そのままで全然OKでしょう。

もし本当に、あなたが情報弱者ではなく、正しい情報の取捨選択ができる人なのであれば今頃自由な人生を送っているはずですから。

逆に、望んだ未来が手に入っていないのであれば、情報の取捨選択が間違いまくっているということかもしれませんね。



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