マインドコントロール

コンサルティング

人を思考停止にさせているのはコンサルタントである

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

人が思考停止する一番の原因は指導者が存在しているということに尽きます。

例えば、コンサルタントやコーチであったり、専門家や先生であったり権威(エラいさん)てあったりですね。

もっと言うとテレビや本もそうですし、インターネットも指導者ということになります。

昨今では、ニュースや報道番組だけではなく日常の問題解決やアドバイスといった情報提供型の番組もかなり多いですからね。

インターネットでいうと、質問したい内容を検索窓に打ち込めばGoogle先生をはじめとした答えを教えてくれるサイトがいくらでもあるわけです。

この世に指導者がいる限り、質問すれば答えが返ってくる環境がある限り、思考停止を止めることはできません。
 

とはいえ、この環境が無くなることはないので自分のパターンに合わせて思考停止を避ける方法をお伝えします。

で、思考停止するパターンというのは大別するとだいたい2パターンに分かれるんですね。

思考停止を回避するためには自分がどちらのパターンで思考停止するのかを把握しておく必要があります。

思考グセがない人の対処法

まず1つめのパターンは、そもそも思考するクセがないという人です。

・本を読んでもテンションが上がって終わり
・いつもテレビをダラダラみているだけ
・SNSはいつも”いいね!”を押して終わり
・イエスマンとして生きている
・基本的に共感できる情報しか集めない

などなどですね。

こういう人が思考停止を避けるためには、一番良いのがブログやSNSなどで自分の考えを発信してみることなんですが、それが難しい場合はまずは小さなことから始めてみることです。

例えば、上記の項目ですと、

・本を読んでもテンションが上がって終わり
→今からすぐにできることは何かを考える

・いつもテレビをダラダラみているだけ
→知らない言葉が出てきたら調べてみる

・SNSはいつも”いいね!”を押して終わり
→一行でも考えてコメントをしてみる

・イエスマンとして生きてきている
→理由を考えて「ノー」と言ってみる

・基本的に共感できる情報しか集めない
→ザワザワする情報にリーチしてみる

といった感じで、本当に小さなことから変えてみることによって思考の癖をつけていきましょう。

いつも通る分かれ道で今までずっと左に歩いていたのをとりあえず右にいってみるというアクションを。

思考力が高い人の対処法

思考力が高い人だからこそ陥ってしまう思考停止パターンが実はこれなんですよね。

厳密に言うと、ある一定方向の思考が停止してしまうということです。

思い込みや盲信というとわかりますかね?

潜在ニーズにリーチされると、人というのは思考停止する傾向にあります。

潜在ニーズというのは、普段、自分では気づいていない問題であったり欲求であったりといったことです。

「あなたは本当は●●じゃないんですか?」
「あなたは本当は■■をしたいんでしょう?」
「あなたは自分に嘘をついていませんか?」

なんてことを言われてブレだすと、自分でいろいろと考えているように見えて相手の思考に乗っかっている状態になります。

自分で考えて決めているつもりが、実は相手の誘導通りになっているということですね。
 

はい、勘の鋭い人は分かったと思いますが、これはマインドコントロールの範疇になります。

そうです。

潜在ニーズにアプローチされて、人に言われて思考や行動を変えるというのはマインドコントロールされている状態です。

そして、こういったテクニックはコンサルタントの得意とするところなので特に注意が必要です。

洗脳やマインドコントロールを回避するには?

前項のマインドコントロールによるある意味「強制的な思考停止」を避けるには、相手の言動に注意する必要があります。

それはさすがに、ここでは言えないので、メルマガの中でお伝えしようと思います。

だって、ここでオープンで教えてしまうとマインドコントロールを悪用したい人にとっては有用な情報になってしまいますからね。

、、、と、言いたいところですが、

、、、今回は特別に教えちゃいましょう。

このマインドコントロールを回避するには、相手(コンサルタント)の質問スタイルを注意して見るようにしてください。

例えば、

スマホを活用するだけで1000万円稼げます。

スマホを片手に年収1000万円。

SNSでつながりや関係性を築くだけで今ではそれができる時代になったんです。

こんなビジネスがしたくないですか?

できたらいいですよね?

無理だと思いますか?

こういうのって無理じゃないんですよ。

そんなことができれば幸せだと思いませんか?

って言われたらどう思いますか?

人間の潜在的なニーズの中には、誰にも「楽して得したい」というのがあります。

幸せになりたいという欲求もあります。

楽して稼げたら良いですし、商品やサービスがしょぼくてもつながりや関係性だけで稼げたら良いですよね。

こういうニーズというのは誰にでもあります。

ただ、この考え方に傾倒してしまった時点で、自分の思考というのは奪われてしまいます。

なぜならこれは、人間の本能や欲求にリーチしてマインドコントロールしているに過ぎないからです。
 

いち個人の欲求や目標、幸せの定義は様々です。

在宅で仕事をしたい人もいれば体を動かして仕事をしたい人もいますし、関係性やつながりの前に良い商品ありきだろと言う人もいるわけですから。

であれば、コンサルタントというのは個人一人一人の目を見て、膝を付け合わして

「あなたは将来どうなりたいの?」
「本当は何がやりたいの?」
「やりがいが欲しいの?お金が欲しいの?」
「あなたの幸せの定義は何なの?」
「あなたが絶対やりたくないことは何?」

というような質問をして、その人特有の潜在ニーズを深堀りしていってオーダーメイドでするもんなんです。

情報を手に入れるためのセミナーは別にして自分個人の問題解決をしたいのであれば潜在ニーズをひとまとめで煽り浮かすセミナーや塾は思考停止空間でしかありません。
 

まとめると、

あなたのことをろくに知りもしないのに

「あなたは本当は●●じゃないんですか?」
「あなたは本当は■■をしたいんでしょう?」
「あなたは自分に嘘をついていませんか?」

といった具体的な質問をしてくる指導者は、思考停止させることを目的としています。

逆に、

「あなたは将来どうなりたいの?」
「本当は何がやりたいの?」
「やりがいが欲しいの?お金が欲しいの?」
「あなたの幸せの定義は何なの?」
「あなたが絶対やりたくないことは何?」

といった抽象的な質問をする指導者は、真の潜在ニーズや問題を見つけようとしています。

つまり、あなた特有の問題にリーチしてあなたにとことん思考をさせて一緒に問題解決策を見つけようとしています。

ぜひ、相手の質問内容に注意してみてください。


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