どうも、ハットリ(@FACTDEAL)です。
今回は、みんな大好きTwitterの話です。
フォロワーの増やし方をお教えしようと思うんですが、僕が教えるのは頭数を集める方法ではなく、ちゃんと仕事につながるフォロワーの集め方です。
ただの群れ(頭数)を集めるなんてサルでもできますからね。
手っ取り早く集めたいのであれば、インフルエンサーに媚びれば良いし、自分でやるなら炎上すれば良いし、広告(プロモーション)を出しても良いし、何だったらお金を出してフォロワーそのものを買えば良い(本当はダメですけど)し。
というふうに、ほぼ思考停止でできちゃいます。
なので、Twitterで集めたフォロワーの中から誰でも良いから財布を開かせてお金を抜きとることができればそれで良いという人は、このページはそっと閉じていただければ。
ちゃんと仕事につながるフォロワーの集め方の手順は至ってシンプルです。
① 理想のお客さんを明確にする
② 影響力を持っていてかつ価値観の近い人と絡む
③ 母数が増えたらスクリーニングをする
これをひたすら繰り返すだけなんですよね。
これができればフォロワーが3桁でも全然仕事につながりますし、思考停止でフォロワーを1万人集めている人よりも余裕で稼げると思います。
① 理想のお客さんを明確にする
自分のビジネスにおいて、どんなお客さんとお付き合いをしたいのか、プライベートでもお付き合いしたいと思えるようなお客さんはどんな人なのかを明確にして発信をします。
自分はこういうお客さんと仕事がしたいです、そのためにこんな価値を提供できますということを、日々しっかりと伝えるということですね、
この「プライベートでもお付き合いしたいと思えるようなお客さん」というのがミソで、ここを求める場合、自分のプライベートもそれなりにさらけだす必要があります。
もちろん、仕事とプライベートはしっかりとラインを引きたいという人はさらけ出す必要はありません。
よく「プライベートとかしょうもないこともつぶやいた方が良いですか?」と聞かれるんですが、これは結局のところ「プライベートでもお客さんと絡みたいか?」に対しての自分の解で決まるんですね。
自分がそうしたいのであれば、当然お客さんにも「プライベートでも仲良くしたい」と思ってもらわなければならないわけですから。
価値観やライフスタイルの相互理解、相互認識が必要だということです。
ちなみに、僕がプライベートを見せているのは「こういう生き方もあるけどどうですか?」と伝えることで、選択肢を増やしてもらいたいというのもありますが、仕事とプライベートのラインを引きたくないからです。
実際、お客さんとは飲みに行くどころか一緒に旅行に行ったりしますし。
ペルソナとかニーズをリサーチすることは当然として、もっと右脳的に顧客像を明確にすることで仕事は楽しくなりますし、Twitterでの発信も楽しくなります。
② 影響力を持っていてかつ価値観の近い人と絡む
最初は、やはりフォロワー数は少ないので、理想のお客さんを見つけるためには、あるていどの母数は必要になります。
10人の中から見つけるよりも、100人の中から見つける方が選択肢も多くなりますからね。
まぁ、あまり多すぎても人が人を埋れさせていくので、接点を作るのに限界が出てきますし、こちらからアプローチしにくくなるので、必要以上に数を抱えることはオススメはしませんが。
あるていどの母数を集めるのに、一番手っ取り早いのはすでにフォロワーを抱えている人と絡んで、自分の存在を知ってもらうことです。
集客の二大要素「露出」と「求心力」でいうところの「露出」の部分ですね。
露出しても見てもらえる人がいなければ、砂漠の真ん中で叫んでいるのと同じで、ツイートしても永遠にひとりごとになってしまいますから。
影響力のある人のツイートにリプすれば、凄い人の数に見てもらえる可能性があるわけなんですが、それによって意味のある「露出」はできることになりますし、そこに「求心力」があれば、興味を持ってくれる人が現れてフォロワーになってくれる可能性も高まります。
誰か一人しかフォローできないなんてルールはないですからね。
ただ、影響力があって価値観に共感できれば誰でも良い、有名人、インフルエンサーであれば誰でも良いというわけではなく。
その人が抱えているフォロワーはどんな人かを見極める必要があります。
信者気質、依存気質のフォロワーが大半を占めている場合、そういった人たちが自分のフォロワーになってしまうので、そういったフォロワーを抱えている人と絡むのは避けた方が良いということになります。
なので、ここでいう価値観が近いというのは、影響力のある人が抱えているフォロワーの価値観も含むということは忘れずに。
③ 母数が増えたらスクリーニングをする
Twitterでフォロワーの属性を絞り込むといってもそれには限界があって、一定数は「違う人」というのは入り込んできます。
つまり、フォローされたくない人にフォローされてしまうということです。
で、そういった人たちをこちらからフォロワーを解除してもらうことはできないので、システマチックに排除しようと思うとブロックするしか方法はないんですね。
いちいちやってられないですよねw
なので、フォローされたくない人にフォローをやめてもらうためのアプローチは「発信」によって必要があって、そのアプローチ法というのは
❶ 自分でする
❷ 人の力を借りる
という2つがあります。
まず、最初の「自分でする」というのは、これでもかというくらい自分の価値観を伝えて、フォロワーさんの心をざわつかせるんですね。
例えば、自分の好きな人、嫌いな人を伝えるとかもそうなんですが、そうすることで、価値観の近い人との絆は強まり、逆にその価値観にそぐわない人はあなたとつながっていることが不快になりフォローを外します。
フォローを外されるとヘコむ人がいるんですが、自分の価値観をしっかり伝えているのであれば、それが痛いほど伝わっているからこそ離れる人は離れるますし、逆にそうでない人(価値観が近いフォロワーさん)との絆は強まっているので何の問題もありません。
フォロワーは増えたり減ったりが健全なサイクルであり、一番ダメなのは増え続けることや、増えも減りもしないことです。
まぁ、今はスパムアカウントもめちゃくちゃ多く、一概には言えないので、どんな人がフォローしてくれてどんな人がフォローを外しているのかは、ツール(SocialDog など)を使って確認してみると良いでしょう。
そして、まだ自分の発信力が弱い場合は「人の力を借りる」というのもありなんですね。
もちろん、可能な限り自分の言葉で自分の価値観やスタンスは伝えるべきなんですが、最初はなかなかスムーズに言葉が出てこないと思うので、そういう時は人の言葉を借りてください。
要は「自分の言いたいことはまさにそれ!」というツイートをしている人がいたら、それを引用RTして少しでも自分の考え方をミックスすると。
そうすることで、自分のタイムラインに価値観の統一性ができてきます。
現れたお客さん
あとは、自分のビジネス(商品やサービス)への導線を作った上で、②と③のサイクルを繰り返し、実際にどんなお客さんが目の前に現れるかを待つだけということになります。
で、理想のお客さんが現れたのであれば今までのアクションやアプローチは正解ですし、違ったのであれば見直す必要があるということですね。
ヤバいお客さんが来てしまったのであれば、母数を集める段階でミスっていないか、スクリーニングの段階でミスっていないか、あるいは理想のお客さん像の設定がミスっていないかを冷静かつ客観的に検証します。
たまに「こんなヤバい奴からDM来た」とか言ってDMを新している人がいますが、ああいうのは全部自分の責任であり、にもかかわらず「ワイ間違ってないよね?コイツが悪いよね?だからみんなでリンチしようぜ」と言わんばかりの晒し行為にはドン引きです。
Twitterでよく見るけど、相手の許可なしにLINEやDMを晒す人とは1mmも関わりたくないな。
気に入らないことがあれば「リンチしようぜ!」と言わんばかりに公然に晒し、内密なやり取りを希望した相手の背景を知ろうともしない。
晒して「ヤバい奴来た」と言いつつ、いちばんヤバいのは晒してる本人よ。
— ハットリシンヤ (@FACTDEAL) November 15, 2021
…っていう発信も「こういう人とは付き合いません」というスクリーニングなんですよね。
細かい話をすると、応援してくれるフォロワーさんと将来お客さんになってくれるお客さんというのは違う場合もありますが、両方大事なフォロワーさんです。
それを勘違いして「お客さんになってくれそうにないから」と排除の動きをすると、面白みのないアカウントになってしまうので、このフォロワーさんはどっちかなと考える余裕も忘れずに。
逆に「この人はお客さんになってくれそう」と思っても、価値観がズレているなとか、人間性やモラルに問題がありそうだなと思ったら、躊躇することなくガンガンフォローを外してミュートしていきましょう。
まぁ、あまり深く考えずに「この人と絡んでると楽しい」という人とは、商売云々を考えずに純粋にコミュニケーションを楽しみましょうということですね。
そういったことも価値観として顕在化され、伝わるので。
ビジネスビジネスしているアカウントって、隙を見せたら財布の中身を持っていかれそうで怖いし、そもそも面白味がないじゃないですかw
そうならないように気をつけてください。