いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
このブログももう7年以上描き続けているわけですが、僕にとってもはや歯を磨くことや風呂に入ることと同じような位置付けになっています。
かといって「目指せ〇〇記事!」みたいな目標とかはなくて。
どんなに遊び呆けている週であっても、毎週数回は強制的にアウトプットする時間を取ることで思考停止を防ぎ、常に脳のアップデートをしているという感じですね。
ブログを書くことが商品やサービスにつながっているので、アフィリエイトやアドセンスより圧倒的に収益性や効率性は高いんですが、自分自身をアップデートすることで読者さんやお客さんの役に立てるので、やはりそのために続けているという意味合いも強いということです。
何かしら変化や行動のきっかけになれるような記事を配信していくので、引き続きよろしくお願いします。
ということで、今回のテーマは「目標」について。
ビジネスにおいても人生においても「目標を設定するべき」論は、いたるところで語られているわけですが「そもそも目標は必要なのか?」という話を。
結論から言うと「設定しない方が良い人もいる」なんですね。
目的は必要なんですが、性格や取り組むビジネス、ビジネスのステージによっては目標を設定しない方が上手くいく人はいる一定数ということです。
目標設定が向いている人
まず、性格で言うと、ゴールがないと走れない人や達成感が必要な人というのは目標設定をした方が断然良いです。
というか、日本の教育では「〜までに〇〇しなさい」「〜ができるまでやりなさい」と定量的なゴール(納期)を強制的に設定されることがほとんどで、そしてその流れのまま社会人になるので、この体質というか習慣が染み付いている人がほとんどなんですよね。
宿題しかり受験しかり営業しかり。
なので、そのプロセスが楽しいか楽しくないかは別にして、アクションプランを遂行する上で目標を設定することがしっくりくる人がほとんどです。
まぁ、仮に楽しくなくても、目標を決めてそれを達成できたときというのは快感で、その快感を得るためにまたがんばることができるので、この体質や思考の習慣自体は全くもって悪ではありません。
ただ、じゃぁこういった教育を受けてきたからといって、目標を達成できる大人がほとんどなのかというとそうではなくて。
ほとんどの人がそうなら、世の中は億万長者だらけですよね。
現実はというとむしろその逆で、大人になると多くの人が志なかば、もしくはかなり初期の段階であきらめてしまうわけです。
この原因というのは明確で、子どもの頃にあった「強制性」のある環境が大人になるとなくなってしまうからです。
指導者や監督
一緒にがんばる仲間
設定された時間
といった、ケツを叩いたり縛ったりしてくれる人がいなくなり、一緒に意識高く持って励まし合えるような友達もいなくなり、それをやるためのまとまった時間も取れなくなるということですね。
なので、目標を設定して上手くいく人というのは、
自律心が高い
孤独と向き合える
時間管理が得意
ということ人だけで、これが難しい人は、教育を受けていたときにそうしていたように強制性を他人に頼る必要があるわけです。
なかなかハードルが高いですよね。
だからこそ、あえて「目標設定をしない」というライフハックも知っておいた方が良いということです。
ただ、ビジネス的な部分でいうと、従業員を抱えている場合などは無目標というのは経営者としては無責任なので、会社としての目標は設定し、従業員と共有しておくべきだと思います。
が、そこに自身の目標をリンクさせる必要はありません。
目標設定が向いていない人
向いていないと言うとネガティブなイメージを持つかも知れませんが、要は「目標設定しない方が上手くいく人」です。
これはどういう人かというと、目標よりもプロセスを重視したい人ですね。
人生もビジネスも「逆算思考で今を生きる」というマインドセットが最強です。
目標に向かって進むんだけど、そのプロセスが苦行であってはダメで、やらずにはいられないような楽しめてかつ情熱を注げるプロセスだけをチョイスすること。
そうすれば、もし明日死んでも後悔しない。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) March 29, 2021
昔は目標達成のためには血反吐吐くようなプロセス(努力)が必要だったけど、今の時代はその必要がない。
むしろプロセスを楽しめる人が最強で。
もっと言うと、定量的な目標(収入やフォロワー)なんかに縛られないで、定性的な目標(自分や大事な人のあるべき姿)だけ追う方が幸せになれる。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) March 29, 2021
ツイートでも書きましたが、こういった価値観に共感できる人はガチガチに目標を設定しない方が上手くいきます。
というのも、苦行のプロセスは「今日はここまでがんばろう」というふうにどこかでストップがかかるんですが、楽しみや情熱のプロセスというのは「今日はここまで」というようなラインがなく、ほとんど寝なくても食わなくてもずっと続けちゃえるからです。
集中力が高い人、変性意識状態になりやすい(ゾーンに入りやすい)人にとっては目標なんてものはむしろジャマになるんですね。
目標を掲げるとしても定性的なもの、つまり目的(なぜそれをしたいのか、どう在りたいのか)に近いものだけで良いです。
あと、ビジネス的な部分でいうと、コンサルタントやコーチといったクライアントの目標実現のサポートをするビジネスをしている人は、目標なんてなくて良いですし、むしろガチガチに固めないほうが良いです。
そのとき感じたことや思ったことを日々ストレートに発信をしてると、強烈に使命感のある仕事が定期的にめぐってくるから、それに対して全力でコミットするためにも、むしろ目標とか掲げてない方が動きやすくて。
マーケティングやコンサルって、そもそも誰かの目標実現をサポートする仕事だしね。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) March 28, 2021
コンサルタントとかって、その人の人生に深く関わる仕事だったりするので、そこに対して全力でコミットしようと思うと自分の目標云々なんて言ってられなくなるんですよね。
クライアントの目標が自分の目標になるというか、僕個人の定量的な目標や野望が無い理由はそういうところにあったりする。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) March 29, 2021
コンサルタントとかって、その人の人生に深く関わる仕事だったりするので、そこに全力でコミットしようと思うと自分の目標云々なんて言ってられないんですよね。
クライアントの目標が自分の目標になるというか、僕個人の定量的な目標や野望がない理由はそういうところにあります。
少なくとも僕は「目標を設定しない」というスタンスの方がビジネスを楽しめますし、クライアントの結果もついきて、結果的に収入も増えるというサイクルが回っています。
どちらが正解とかはないですが「目標設定はマスト」という固定観念があった人は、自分の性格、ビジネスモデル的にはどうするのがベターかを考えてみてください。
本来モチベーションとなる目標が、思考や行動に制限をかけ、成果を遠ざけているかも知れませんよ。