マーケティング

マーケティング的遺書の書き方

今回は遺書の話なんですが、もうすぐ僕が死にますよというわけではありません。

とはいえ、人というのはいつ死ぬかわからないので、できるだけ早めに遺書は書いておいた方が良いというのが僕の考え方です。

他国に比べれば日本は平和で治安は良いものの、ストレス社会で自殺率も高い国ですからね。

僕も父からはすでに簡易的な遺書を受け取っていますし、僕自身、次男も生まれたことなので、今現在家族に対して書いているものをそろそりアップデートしておかなくちゃなと思っているところです。

ただ今回はガチの遺書の話ではありません。

ガチというのは遺産相続などにおいて法的な効力を持つものということですが、その辺についてはお世話になっている司法書士さんなどに相談してください。
 

じゃぁ、今回はどういった遺書の話なのかというと、タイトルにもある通り「マーケティング的遺書」についてです。

目的としては、遺族が困らないように、遺したい言葉や想いはもちろん、資産のありかやその管理方法などについてしっかりと書き記しておくということです。

それも相手(遺される者)のニーズに沿って。

遺書というと誰にも知られることなくひっそりと書いてひっそりと渡すとイメージがあるかもしれませんが、そうではなく、ここで言う遺書というのはどちらかというと家族とすり合わせをしながら書くという感じです。

マーケティングというのは相手ありきのものなので、自分が書きたいことを書いて遺したいものを遺すというのではあまりに無責任ですからね。

そこが通常の自己満の遺書とは大きく違うところです。
 

また、裏の目的として、自分の死から逆算し、遺される者の将来を明確にイメージすることで、本当に遺すべきものがわかり、結果として今からやらなければならないことが明確になるというライフプラン設計やビジネスプラン設計をするという目的もあります。

人は過去を見ると動けなくなりますし、未来を見ると先延ばしにする生きものなので、じゃぁ、自分がいなくなって大切な人だけが残る世界を想像してみましょうということですね。

で、想像するだけではなくしっかりと言語化すると。

なので、下記のような「稼がなきゃ」と思っているけどケツに火がつかないような人には一定の効果があると思います。

ということで、書き方についてステップ形式でお伝えしていきますね。

STEP1:家族とのすり合わせ

家族とのすり合わせは、マーケティングでいうところのリサーチになるわけですが、何も難しいことはありません。

例えば、男性の場合ですと、妻や子に対して「僕が死んだ時、何を遺しておいてほしい?」と聞けば良いだけです。

こういったことは本音で話しにくいので、相手は「何もいらない。あなたが生きていてくれればそれで良い♪」といったドラマのようなことを言ってきがちですが、ぶっちゃけそんなわけあるはずもなく。

それは現実から逃げているだけであり、何も考えていないだけですね。

子どもがいたり、共働きの状態ならまだしも、専業主婦で子どもがいる状態で「あなた以外何もいらない」なんてことはあり得ないのです。

あなたが突然死んでしまったら、あなたがいない状態でこの先何十年と生きていかなければならないわけですし、十数年も子どもを養っていかなければならないので。

なので、すぐに明確な要望が返ってこない場合は、少し時間を置いて考えてもらってください。

シングルの人は子どもの年齢によっては話し合いをしてニーズを引き出すことは難しい場合もあると思いますが、一度すり合わせをしてみる価値はあると思います。

そうすると

貯金は1億円は欲しい
家が欲しい
金融資産が欲しい
不動産が欲しい
子どもに向けたメッセージが欲しい

などなど、いろいろ出てくると思うので、そこで価値観をすり合わせていき、今あるもの無いもの、そしてそれらを遺すために家族でどういう取り組みをしなければならないかを明確にしていきます。

STEP2:執筆とアップデート

要望がわかったところで実際に書いていくわけですが、書き方としては、各項目についての進捗を自分が生きている限りアップデートして書き記していきます。

半年に1回くらいアップデートして「僕が死んだらこれを開けてください」と妻に渡すというのが好ましいですかね。

生きて無事半年を迎えたら、以前の遺書はシュレッダーにかけて新しい遺書を渡すと。

ちなみに、書くのはPCで良いんですが、それだけだとハードディスクが死んだら消えてしまうので、そういった意味でも定期的にプリントアウトして渡しておきましょう。

例えば僕の場合ですとこんな感じですね。

① 貯蓄について

妻と息子、全ての口座の管理を僕が行っているので、その場所を記しておきます。暗証番号や仕様の印鑑も含めて。

② 資産について

これも同様に書き記していますが、引き継ぎが難しいWEB資産に関しては、口頭でも説明するようにしています。担当者の名前や連絡先、引き出しの方法や管理方法など。

③ 子どもへのメッセージ

子どもに向けたブログを書いていますし妻も読んでいるので、管理用のURLやパスワードを記しておきます。ドメインやサーバーは自動更新。

④ 思い出など

写真の場所、そのバックアップの場所なども普段から共有し、書き記しておきます。
 

細かく書くともっといろいろありますが、今のところいつ僕がいつ死んでも資産管理については嫁が混乱することはないと思います。

子どもに遺すメッセージに関しても問題ありませんし、僕が書いたブログやnoteを読んでくれれば、早い段階で自力で稼ぐスキルも身に付けてくれるかなと。

ただ、妻へのメッセージに関しては、このように死んだ後の話を普段からよくするのでなかなか書けておらず、早急に書かなければなと思っていますw

STEP3:会社関係について

自分で会社を経営している人は、ここが難儀ですよね。

自分がいなくなった会社は誰かに託すのか、畳むのか、その辺りは明確にしておいた方が良いですね(税理士の先生と相談もしておいた方が良いと思います)。

まぁ、うちの場合は従業員も雇っていないですし、妻に経理を手伝ってもらったりしているのでわりとスムーズだと思います。

お客さんと妻がつながっていたりしますし、会社の事情をよく知っている親友兼ビジネスパートナーが妻とも仲が良かったりするので、その辺は本当に恵まれているなと。

今のところ借金も無いので、僕がいなくなったら会社を畳んでしまうのもありですし、事情をよく知っている親友に引き継いでも良いかなと。

継続しなければならない理由も特にないので。

そんな感じなので、僕が死んだら妻がちゃんとTwitterで報告と挨拶をしてくれると思いますw

で、悲しみに暮れている妻に対して「今すぐ金を返せ!」と言ってくるようなお客さんとは付き合っていないので、その辺も心配していません。

もし親友が死んだら、僕が親友のクライアント全員に連絡を取って全て対処すると思うんですが、僕が死んだら親友も同じことをしてくれると思うので、クライアントのみなさんもどうかご安心を。

まとめ

こうやって書いてみると、ちゃんと書き記しておくと意外と心配することないなと思いました。

まだまだ遺さなければならないこと、やらなければならないことがたくさんあるなと思いつつ、めちゃくちゃ人に恵まれているなとも。

ちなみに「マーケティング的遺書」のザックリテンプレとしてはこんな感じですかね。

❶ あいさつとお願い
❷ プライベート遺産・管理方法
❸ 法人遺産・管理方法
❹ 子どもへのメッセージ
❺ 妻へのメッセージ

で、別紙でお世話になった人、親友、親へのメッセージやお願いといった感じでしょうか。

死に関することは、昔はタブーが強いテーマではありましたが、今の時代においてはそれほどでもないかなと感じます。

こんな時期だからこそ、自分の親と、自分の家族と、時間を作ってゆっくりと話してみてはいかがでしょうか。

死というのはライフプランの一部ですし、自身の終焉と遺される人と向き合うことで、もっと良い価値観で良い生き方ができるかもしれません。
 

マーケティング遺書のオススメのマネジメント法はこちら。

PS

実際に遺書を書いてみると、ほとんどの人が「〇〇できなくてゴメンね」というワードが出てくることに気づくと思います。

それは、今死んだら後悔するであろうやり残しているであり、緊急性、重要性が高いものである可能性が高いので「ちゃんと計画的に取り組まなければ」と気合も入ると思います。

生きているうちに、一つでも多くの「〇〇できなくてごめんね」を排除しましょう。



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