マーケティング

嫌われ者こそ声を大きくしなければならない理由

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

「別にそんなに嫌われてないんとちゃうん?」と、最近思ってたんですけど、この記事を読んでちょっと納得しました。

あぁ、分母が増えてきたんだなと。

僕もその分母にまんまと入ったうちの一人。

もちろん「好き」の方ですけど。

好きなのは彼が根っからのファイターであり、ハイレベルなビジネスパーソンだから。

たとえば、あなたが何かを発信した時、『好き』と言ってくれる人と『嫌い』と言ってくる人の割合が、『1:9』だったとする。
その比率は変える必要なんてないよ。
それが『あなた』なんだから。

無理に比率を変えて、『3:7』にしても無駄。
そこには天然で『3:7』の人がいるのだから、背伸びした状態のあなたが、天然のその人に勝てるわけがない。

比率はそのままでいい。『1:9』なら『1:9』のままでいい。
そこで大切なのは、『分母を大きくする』という作業だ。

バカみたいに(ホント、バカみたいに!)、『1:9』の『9』の方に照準を合わせて、「嫌われたくないから」とかタコみたいなことを言って、なるべく見つからないように、10人だけに発信したら、あなたのことを支持してくれる人は、たった一人だけだ。

それで店がまわる?
それで次の活動に繋げられる?
それで家族やスタッフを守れる?

『9』の方は無視。無視すりゃいーんだよ。

とにかく分母を大きくする。
嫌われる比率の方が大きければ大きいほど、声を大きくする。
10人ではなく、1000万人に向けて発信する。

そうすれば、あなたを支持してくれる人は100万人だ。

目を向けなきゃいけないのは、そのままの『あなた』を支持してくれる人と、あとは『分母』だね。

これが理解できない奴はバカ。

キングコング西野 オフィシャルダイアリー

声を大きくするもう一つの理由

声を大きくする理由、かなりわかりやすく書いてくれていますね。

ですが、僕の中では声を大きくする理由はもう1つあります。

それは、声を大きくしていくことによって、分母を動かすということです。

右から左にも動かすし、下から上へ階層も上げていくんですよ。

『1:9』の『1』の人というのは超シビアな人です。

ちょっとでも、「こっちにおいでよ~♪」と『9』に寄せた時点で『1』の人は去ります。

でも、『1』に対して全力で発信していると、『9』の人が『1』に寄ってきてくれるんです。
 

これ、メルマガの読者の動きとか見ていたらハッキリわかるんですよね。

突っ込みすぎた記事を書いたときには必ず解除者が出るんですが同時に読者から返信がくることがほとんどです。

「スゴいムカついてメルマガ解除しようかと迷ったんですけどこれこそ大事なことだと気づけました」

という感じで。

これが分母が動く瞬間です。

どれだけスクリーニングをしてもメルマガに登録してくれる人の中には僕のことが嫌いな人もたくさん入ってきます。

僕が批判しているコミュニティとか教祖のスパイ要員とかで入ってきますから。

気づいてないと思いますけどちゃーーーんとわかってますよ●●さん(笑)

分母を増やすのは誰でも簡単にできる

分母を増やすのはけっこう簡単なことです。

アクセスアップや集客の範疇になるのでお金と時間をかければいくらでも増やせます。

今の時代、SNSもあるので一定数まではむしろお金もかからないですね。
 

でも、「分母を動かすスキル」というのはけっこう難しいです。

なぜなら、情弱狙いのビジネスであれば『1』の人にキレイゴトや真理と言った耳障りの良いことだけをダラダラ言っていればずっと信者でいてくれます。

ですが、新しい価値観や切り口を提示したりエッジの効いた発信をする場合は『1』のお客さんは賢くなっていきます。

そうなると『1』の人に発信していることは『9』の人にはレベルが高すぎたり強烈すぎたりする場合が出てきます。

そうなると分母は動きません。

アンチはアンチのままアホはアホのままになってしまいます。

逆に、発信スタイルは変えなくても『9』の人が理解できるレベルで発信すると『1』の人は飽きてしまいます。

じゃぁどうすれば良いのか?

分母を動かすためには分母のステージを上げる

左右に分母を動かすだけではダメで、下から上にも分母を動かす必要があるんです。

例えば、STAGE1がの媒体が「ブログ」の場合発信内容のレベルを分けることができません。

なので、STAGE2の媒体としてまず「表メルマガ」を用意するとします。

表メルマガというだけあって当然スクリーニングは弱めに設定するので、ファンもアンチもいろいろと紛れ込んできます。

ここから、ファン用とアンチ用で読者(見込み客リスト)を切り分けていきます。
 

つまり、ファンはメルマガに誘導して発信内容レベルのステージを上げてあげます。

で、ここではアンチが入ってこないようにFacebookのつながりを義務付けるなどスクリーニングに関して強化と工夫をします。

アンチ用には引き続き表メルマガで解除するか真剣な読者になってもらうかのスクリーニング用の発信をしていきます。

つまり、アンチからファンへと分母を動かすための発信をするわけです。
 
メルマガのファンに関してはさらにリストの切り分けをしていき発信内容レベルのステージを上げていきます。
 

次のステージとしては別のメルマガやFacebookグループ、セミナーやセッション、グループコンサルや個別コンサルなどです。

当然、ステージが上がるごとに、マネタイズが容易になっていきますし、単価や信用、忠誠心といったお客さんのロイヤリティも上がっていきます。

僕の場合は横断的にかなり複雑にその仕組みをつくっているのでなかなか概要はつかめないと思いますが。
 

また、西野さんは「嫌いな人は無視すりゃいい」って言っていますが今回お伝えしたように僕はアプローチすべきだと思っています。

それは決定的なメリットがあるからなんですよ。

そのあたりはまたメルマガかnoteで話していこうかなと思っています。


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