コロナ

マーケティング

これからの時代に必須となる「自分と優良顧客だけの世界」の作り方

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

ここ最近、ビジネスの在り方や働き方が半強制的に凄まじいスピードで変わってきていて、わかりやすいところで言うと「オンライン化」ですよね。

ただ、今の時代においてオンラインに主力を置くことは当たり前のことですし、例えばZOOMやSkypeでのコミュニケーションなんて今に始まったことではなく、遥か昔からされていたことなので、それがコロナの影響による在宅要請で加速したというだけの話で。

オンラインに疎かった層がここぞとばかりに積極的になってきただけですよね。
 

まぁ、オンラインコンサルやら、オンラインセミナーなどは増えていくので、大手IT企業によるビデオ通話戦争は熾烈になっていくとは思いますが。

 
といった状況を受けて、何でもかんでも「オンライン化だ!」と言って思考停止している人が多いんですが、何度も言いますがそれは当たり前のことですし、むしろこの状況でもオンラインを疎かにしてる人はもう知らんよという次元の話です。
 

とはいえ、ブログを書く、メルマガを書く、Twitterをする、YouTubeをする、ZOOMでコンサルをする、というのは当たり前のことではありますが、それらは手段にしかすぎないので「ただやれば良い」というわけではないんですね。

例えば「メルマガ(LINE)をやらなきゃ!」となった人は、大抵上っ面だけをパクります。

メルマガの配信頻度やリンク前の繋ぎこみの文言、興味性を醸すための件名などばかりを気にするんですが、それは枝葉の話であって、そんな所ばかり真似ても成果が出るはずもなく。

お客さんはあなたに何を望んでいるのか、自分には何が向いているのか(何が提供できるのか)というマーケティングの基本を押さえた上で、手段を選ばなければならないですし、内容も熟考しなければならないんです。

それは自分の世界(コミュニティなど)を持つ場合も同じで。

自分の世界を持つこと

いつの時代も自分の世界を持つことによってビジネスは安定するわけですが、これからはますますこれが重要になってくることは言うまでもなく。

オンラインの参入者が増えるということは大手もWEB広告に資金を投入してくるので集客コストは上がっていきますし、オンラインにアカウントやコンテンツが増えると自分の発信や存在はどんどん埋もれていくからです。

なので、早く自分の世界を持つことが重要になるということですね。
 

ただ、じゃぁ、みんながみんなオンラインサロンをしなければならないのかと言うとそういうわけではなく、冒頭でもお伝えしたように「お客さんはあなたに何を望んでいるのか、自分には何が向いているのか(何が提供できるのか)」に従って自分の世界を構築していくべきで。

どういうことかと言うと、

人間力が高い
カリスマ性を演出できる
コミュニケーションスキルが高い
世界観を作るのが得意
マメさは誰にも負けない

というような人はオンラインサロンのようなコミュニティ運営をすれば良いですし、自分は淡々とコンテンツを提供していくことが得意だという人はメルマガでリストを取れば良いわけです。

自分の世界を持つということは、誰にもジャマされない影響を受けにくい世界を作るということであって、必ずしもコミュニティ運営をしなければならないということではないので。
 

そして、何よりもお客さんや読者が何を求めているかが重要になりますよね。

ビジネスを進めていく上で、つまづいたときにサポートがあったり一緒にがんばれる仲間がほしい、あるいは安心できるビジネスパートナーとつながりたいという層が多ければオンラインサロンは有効です。

が、自分で学んで自分で実践したいという層が大半なのであれば、オンラインサロンの需要が低い可能性が高いので、であればメルマガという自分だけの世界を作って読者さんとのつながりを大事にすれば良いわけです。

メディアは世界へ導く手段

この考え方は他の手段、例えば主力に置くメディアの選定にも通じます。

例えば、これはリサーチ済みなので確かな情報なんですが、僕のお客さんや読者さんはテキストでの学習効率の高さを理解していて、むしろ「動画で学ぶのは時間のムダ」と言う意見もあるくらいなんですね。

ブログやメルマガなどのテキストコンテンツの最大のメリットはチェックのしやすさなので。
 

例えば、3分の動画コンテンツや音声コンテンツをテキストに書き起こすと1分もあれば読めるわけですが、こういったチェックのしやすさは動画や音声で学ぶよりインプットのスピードを上げられます。

また、必要な部分だけをチェックする際もテキストの方が楽です。

もちろん、テキスト情報は、説明の仕方にもよりますが、インプットのペースやフォーカスするポイントが読者次第になってしまうので、理解にムラが出たり誤解やチェック漏れが起こりやすくなるというデメリットもありますが、それは抽象度の高い情報の後に具体例を出せばほぼカバーできます。
 

ちなみに、過去に動画コンテンツに力を入れて400本ほどYouTubeにアップしてことがあるんですがサッパリやめました。

目的が広告収益ではなく「見込み客の獲得」だったんですが、やはり動画を見て学びたい層というのは、お客さんにしたい相手として相応しいとは言えなかったからです。

コンサルタントが本業なので、そういった「成果を出せなさそう」な層をクライアントにするのは非常にリスクが高いんですよね。
 

といったように、自分のリソースとお客さんのニーズ、そしてゴールや目的を踏まえた上で、どのメディアで発信することが最適なのかを見極めなければなりません。

周りに流されて「ブログ書くぞ!」「YouTubeの時代だ!」「Twitterガチる!」「noteでコンテンツ売るぞ!」となってしまっている人が多いので注意した方が良いですね。

そして、その際に「自分の世界」を作ることも想定して仕組みを作っていくとタスクが進めやすくなります。

お客さんは変わり続ける

ちなみに、僕の場合は自分のリソースやお客さんのニーズ、客層に従った結果、断然コンテンツに主力を置いた世界を作っているので、noteでの定期配信やメルマガに力を入れています。

オンラインサロンも運営してはいますが、人間力やキャラ重視ではなくコンサルやコンテンツ重視なので、一般的な運営スタイルとは異なっていて僕のビジネスのコンセプトには合致しているんですね。
 

ただ、同じお客さんでも、時代の流れによってニーズは変わってくるものなので「自分のお客さんは〇〇だから」という固定観念を持ってしまうのは危険です。

特に今回のような国レベルで経済やビジネスにダメージがあるような時代の動きは、ほぼ間違いなくお客さんの価値観やニーズは大きく変化するので、それに合わせて僕らも変化しなければならないということですね。

実際、僕が運営するソロ・マーケティング部のニーズも変化していますし、ここ最近「コミュニティ帰属」を目的として入部する人も増えています。
 

今のビジネスモデル、コンセプトなどに違和感を感じている、あるいはお客さんの反応が弱くなってきたなと感じている人は

① 自分のビジネスのゴールや目的
② 作るべき「自分とお客さんの世界」
③ 世界へ導くメディアと発信内容

という順番で一度見直してみると良いと思います。

ブログはもちろん、TwitterなどSNSで発信する内容も変わってきますし、それに伴って反応も変わってくるはずです。

当然、その際はお客さんのニーズやあなたに求めているものを置いてけぼりにしないように、リサーチは欠かさないようにしてくださいね。


motherコロナに負けたくなければ奥さんと子どもにも稼がせなさい前のページ

コロナ禍でも余裕のフリーランスはみんな「違いをもたらす違い」を知っている次のページコロナ

関連記事

  1. 承認欲求

    マーケティング

    個人ビジネスで生き抜くための『承認欲求タイプ別マーケティング』とは?

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。マーケティングの概…

  2. コンサル

    マーケティング

    情報商材とオンラインサロンとコンサルの違い

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。情報商材もオンライ…

  3. 鉄板焼き

    マーケティング

    マーケティングのテッパン5ステップ

    どうも、服部(@FACTDEAL)です。 マーケティングとは「…

  4. ブラッシュアップ
  5. マーケティング

    嫌われ者こそ声を大きくしなければならない理由

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。「別にそんなに嫌わ…

  6. USJ

オススメのWordPressテーマ

オススメのコンテンツ

メンバーシップ

オススメの記事

  1. コンテンツ
  2. ブログ
  3. PDCA
  4. 稼ぎたい
  5. 健康

最近の記事

  1. mercari
  1. メルマガ

    マーケティング

    フォロワーがいればメルマガ(LINE)のリストはいらないのか?
  2. negotiation

    SNSマーケティング

    「この人に会いたい」と思わせるオンライン交渉術
  3. 余命6ヶ月

    ライフスタイル

    余命6ヶ月と思って生きることで最高のワークライフバランスができあがる
  4. 自殺 SEX

    マーケティング

    日本人の年間SEX回数と年間自殺者数を知っていますか?
  5. ブログアイキャッチ

    WEB集客

    常識破りの“コンサル流”ブログの記事ネタ量産方法
PAGE TOP