こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
子どもがいるとなかなか副業ができないとか、独身の方がやりたいことができるとか言ってる人いるんですけど、あれ全部ウソですよ。
別に「逃げてるだけでしょ」とか「そんなの自分次第でしょ」とか精神論や根性論を語りたいわけではなくて、子どもを本気で愛している限りロジック的にそんなことはありえないんですよ。
子どもがいるのに平気で「稼げない」と「お金が無い」とか言ってる人いるじゃないですか。
そういう親を見ていて僕いつも思うんですけど、それって子どものことを本気で愛してないだけなんじゃないんですかね?
煽ってるわけでも炎上させたいわけでもないんですが、ロジック的に、子どものことを本気で愛していたら、親は努力とかしなくてもいつの間にか稼げるようになっちゃうからです。
いや、愛しているのはわかりますよ。
子どもを自分の所有物としてしか見ていない、虐待をするような親は論外として、親は子どものことを愛していますし幸せになってほしいと願っていますし、何なら子どもの命が危うくなったら自分の命と引き換えにもできるはずです。
それでお互い幸せなら全然オッケーです。
ただ、子どもがいることで自分のやりたいことができないと思っていたり、子どもがいるから副業や独立ができないと思っているならそれは違うぞと。
それはたぶん子どものことを本気で愛していないか、愛し方を間違っています。
子どもを愛するとは
さっそくロジックの話をしていこうと思ったんですが「子どもを愛する」という定義がズレていると話にならないので、まずはその話から。
ちなみに、僕の場合はこう考えていますというだけであって「こうあるべき」とかいう話じゃないので「それは違うだろ」と思った人は反論をしてもらうなりこの記事を読むのをやめてもらうなりご自由にしていただければなと。
子どもを愛するというのは、ベタベタしたりヨシヨシしたり、過保護になったりするということではありませんし、否定こそはしませんがそんなことはごく一部の要素でしかありません。
もちろん、お金やモノを与えることでもなければ、自分の体験談をお手本にさせたり、自分の望むレールを走らせることでもありません。
僕の思う「子どもを愛する」ということは「子どもの未来を明るくしてあげる」こと、あるいはそのために努力をすること、これに尽きます。
そのために何をすべきかを考え、子どもと時間を共有することが大事だと思っているんですね。
まずはこれが大前提になるので「私は私なりに子どものことを愛しているし、その定義はこうだ」といったものをお持ちであれば、それはそれで全然構いません。
親ができることの限界
矛盾するようですが、子どもの未来を明るくすることは親にはできないんですよ。
なぜなら、基本的には親がいなくなった未来を子どもたちは生きていくわけなので、その領域に関して親ができることなんて何も無いからです。
なので、結局のところ、子どもが自分の力で自分の未来を明るくする術(すべ)を親は生きているうちに身を以て教えてあげなければいけないわけです。
ありきたりな例えですが、釣った魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えてあげなければならないということですね。
現代でいうと、
お金の稼ぎ(集め)方
ネットのリテラシー
人に対するモラルやマナー
信用の勝ち取り方
ビジネスのマインドセット
政治や経済の仕組み
真実と嘘を見分けられる目
などです(SNSの問題など掘り下げればキリはありませんが)。
子どもが何かにチャレンジしようとしたときに、できるだけ多くの選択肢やそのリテラシーを親は持ち合わせておかなければならないということですね。
貯蓄しておいていざとなったらそのお金を与えることも、ある意味「ショートカット」という一つの価値にはなるんですが、ただ、今の時代は何百万円、何千万円というお金もSNSやクラファンなどを使って工夫をすれば短期間で集めることもできてしまうわけです。
であれば、必要なのはまずさまざまな経験(お金を集めるための、価値想像、信用獲得、認知活動など)を積ませてあげることであって、お金はどうしようもなくなったときのリカバリーツールとして渡すべきで。
ロジックを公開します
もうロジック分かりましたよね。
要は、子どもが将来好きなことや得意なことで稼いで生きていけるように、子どもの未来のことを真剣に考えてがんばってれば、親はイヤでもいつのまにかいろんなスキルを身につけることになるわけです。
それはいわゆるマーケティングやビジネスのスキルなので、そのスキルがあれば親である自分自身が好きなことや得意なことを仕事にして稼げるようになると。
そうなると時間的にも精神的にも金銭的にも余裕ができて、子どもにさらに多くのリソースを注いだり、子どものために学びを深めることができるようになるという、最好のスパイラルが生まれるということです。
パパ(ママ)は楽しみながらお金を稼いでいるよという背中を見せつつ、子どもにいろんな経験や体験をさせてあげられるようになるわけです。
「子どもの未来を明るくしてあげたい」
この情熱や愛情、モチベーションって何よりも大きな武器であり、子どもがジャマどころか子どもという存在があることで収入は増えていくもんなんですよ。
逆に収入が増えなかったりお金の心配ばかりがある人は、自分自身が学びを放棄しているだけ、すなわちそれは子どもへの愛を見失っている可能性が非常に高いということです。
経験を自分の子どもにも
僕はそういった意味では、親にとても愛されていたんだなと感じています。
幼少期の頃からいろんな経験をさせてくれましたし、やりたいことは何でもやらせてもらえましたし、でも自分で決めたことは最後までやり抜く大事さも教えてくれました。
母親が公務員、父親が脱サラ経営者ということもあって、全く正反対の価値観をバランス良く学べましたし、案の定、両親は最終的に離婚しましたが「夫婦とは」「家族とは」についても学ばせてくれましたw
特に僕の父親は、僕は小さい時から「なんで?」「どうして?」とずっと聞く子だったので、それに応えようとインプットもアウトプットを欠かさなかったんでしょう(常に本や新聞を読んでいましたし)。
起業する前もした後もビジネスや経済、政治のことも自分の言葉で大事なことをたくさん教えてくれました。
結果、やはり両親は2人ともよく稼いでいましたよ(僕の質問攻めのおかげですねきっと)。
とまぁ余談でした、今は僕が息子たちに自分の言葉で現代用、これから来る未来用にカスタマイズして教えています。
コロナのせいでなかなか未来予想はしにくいですが、来るべき未来が猛スピードでやってきているだけという気もするので、ある意味やりやすいのかもしれません。
コロナで世界が変わったというか、来るべき時代が猛スピードでやって来たってだけの話じゃないのかなと最近思う。
オンライン化で接客業や販売員が不要になるとか、観光業のスクリーニングとか、組織のダウンサイジングとか。
世の中に本当に必要なものや本物だけが残る世界が一気に来たんだなと。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) January 24, 2021
ということで、稼ぎたい人でコンセプトに自分の欲望を含めてもイマイチ元ベーションが湧かないという人は、自分の子どもを正しく愛して全ベットしてみてください。
稼ぐことを目標にしなくても、フォロワーを増やすことをがんばらなくても稼げるようになりますよ。