時代は「土の時代」から「風の時代」に変わりました。
このタイミングで、巷で「もっとも神に近い人間」だとささやかれている、藤井“風”というアーティストが現れたのは偶然なのかはたまた。
23歳という若さでこの死生観を歌えるのはスゴイですよね…
と、ややスピった感じで話始めましたが、僕自身そういった能力は全くないどころか、どちらかというとむしろ否定派です。
ただ、何かしら見えない力(Wi-FiとかBluetoothとかw)がこの世には存在しているとは思っているので、そういった類の話は好きですし、子どもの頃からUFO特番や心霊特番を観るのは好きでした。
目に見えないWi-FiとかBluetoothとかが情報を運ぶという事実がある以上、テレパシーや念とかはあるのかもしれないなとw
ほどよい距離感であればスピリチュアルは人生を豊かにすると思っています。
ご先祖様のお墓参りには毎月いきますし、年2回は伊勢神宮にいきますし、お寺や神社は好きですし、事務所に神棚も置いてますからね。
ただ依存(お願い)はしないという距離感は大事かなと。
僕の仕事はマーケティングなんですが、論理的思考はテクニックとして持っておきながらも、右脳、つまり直感を大事にしているので、かなり幅広くインプットをしているんですね。
スピリチュアルといわれる分野もその一つです。
表立ってアピールはしてきませんでしたが、最近はスピリチュアルと現実の距離感がかなり縮まってきたなと感じたので、あえて触れているという感じです。
こいつスピったな思われるかもしれんが、土の時代から風の時代に変わったこの世の中をどう生きていくかは大事な軸になると思う。
スピ的なことは全くわからんが、ビジネス視点で見ると至極真っ当に言語化されてると思うよ。https://t.co/68xEY3G0vw pic.twitter.com/jGzfa9ogPl
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) February 10, 2021
冒頭に述べた「時代」の話なんかまさにそうで、占星術とかの話なのでスピリチュアル寄りの話です(占いは統計学の要素もあると思います)が、上記を見てもわかるように実際はかなり現実的な話です。
経済やマーケティングを軸に置きつつ紐解いていくと、わりとロジックが成り立つので、興味がある人は関連の書籍を漁ってみてください。
自分のビジネスに意外な切り口のコンセプトをもたらしてくれるかもしれませんよ。
最近読んだものでわかりやすかったのはこれですかね(スピリチュアルに限らず外的要素に依存や責任転嫁してしまう人にはオススメしませんが…)。
風の時代を生き残る
ということで、今回は「風の時代を生き残るには」という話をしていこうと思うんですが、あくまでビジネスの話でありファンタジーの話をするつもりはありません。
元も子もないことを言ってしまうと風の時代を楽しめる人というのは限られていて、それは何かというと土の時代にしっかり積み重ねをしてきた人、つまりコツコツ準備をしてきた人です。
まぁ、これはいつの時代もそうで、これまでしっかりと準備をしてきた人にだけアカルイミライは待っているわけです。
ちなみに、準備というのは「正しい努力」のことですね。
じゃぁ、正しい努力とは何なのかというと、他人に言われたことを盲信して取り組むのではなく、試行錯誤を繰り返して自他ともに「それで間違いない」という確実性の高いタスクをコツコツ積み重ねることです。
なので、今まで何も積み重ねて来なかった人はもうどうしようもありません、終わりです、おつかれさまでした。
…というのは冗談で。
たった1つのことだけ大事にすることができれば挽回可能なので、その話をしようかなと。
ビジネス、というか人生のにおいて至極当たり前の話なんですが、当たり前すぎて多くの人が見えなくなていますし、今のような世の中だからこそスッポリ見落としがちなんですよね。
時間価値の見直し
土の時代の怠惰を反省し風の時代に挽回する際に最も重要なことは、時間の価値や向き合い方を見直すことです。
要は今この瞬間から「未来へ投資する時間を作る」ということですね。
ビジネスをしている人にとっては当たり前の認識としてあると思いますが、目先の利益を獲得することにしか時間を使っていなければそのビジネスは確実に終わります。
あまりに変化のスピードが早いため、長期経営計画はもはや意味のない時代にはなってきていますが、とはいえビジネスは先を見据えなければなりません。
何度も言いますが当たり前の話です。
ただ、じゃぁ未来の利益を獲得するための準備を毎日できていますか、という話なんですね。
これ、僕がコンサルタントという職業上、いろんな経営者やフリーランスと接しているからこそわかるんですが、ほとんどの人ができていないというのが現実です。
今月や来月の売上を確保するための施策は打つことができているんですが、じゃぁ来年、3年後、5年後の施策は打てているのか…という話になるとほぼほぼできていなくて。
で、なぜできていないのかというと、それはやり時間価値を軽視していたり、そもそも時間の使い方が下手クソだからです。
時間は作れない
前項であえて「未来へ投資する時間を作る」と言いましたが、人生の時間は有限であり、決して増えることはありません。
なので物理的に時間を作り出すことは不可能なんですね。
ただ、多くの人は「時間を作る」という言葉を常識的に使いますし、生み出せると勘違いしている人がほとんどです。
未来に投資する時間がないという人はここから見直した方が良いです。
なぜなら、時間を作るというそもそものマインドセットを破壊して正しいロジックを理解しなければ「時間が“できたら”やる」と「時間が“ない”のでできない」という考え方が基本となってしまうからです。
結果として、いつまでたっても未来のためのアクションを取れないということになってしまうんですね。
じゃぁ、どう考えれば良いのかというと、時間は作るのではなく「ブロックする」ものだと理解することです。
何度も言いますが、時間は限られていて新たに作り出すことはできないので、時間はブロックすることしかないんです。
ブロックは予定ではない
他人とのスケジュールに関しては手帳に書いたりしてブロックするんですが、自分だけのスケジュールをブロックして記載している人は意外と少ないんですよね。
自分の手帳やGooleカレンダーを確認してみると「確かに」と納得するはずです。
打ち合わせやアポなど他人とのスケジュールはガッツリ書き込んでいるのに、自分だけのスケジュールに関してはほぼ書き込まれていないのです。
あるいは、スケジュールは書き込まれていても容易にジャマが入る環境でのブロックだったりするんですね。
それはもはやブロックではなく予定であり「無理ならしょうがないか」というのが前提になっているわけです。
子どもがジャマしてきたら中断しますし、Twitterを開いて気になるものがあったら反応しますし、Clubhouseで聴力や思考力を奪われ、眠くなったら寝る…というふうに、自ら時間価値を軽視している(ことに気づかない)という自体に陥ります。
そうならないために、時間をブロックする際には
スケジュールを書き込む
誰にもジャマされない環境を整える
成果を明確にする
予備の時間をブロックをする
集中できる体力や精神を整える
といったポイントを押さえておく必要があります。
時間をブロックするコツ
スケジュールにしっかり書き込むこと、そしてジャマをされない環境を整えることは前項で話した通りなんですが、さらに言うと環境に関してはお金を払ってでも整えるべきで。
メールを開かないとかTwitterを開かない、あるいはスマホの電源を落とすなどソフト面の対策に加え、ノイキャンのイヤホンを付ける、事務所を借りる、人のいないところに移動する、べビーシッターを雇うなど、ハード面においてもしっかり整えるということですね。
お金で時間を買うというのはまさにこういうことです。
未来を見据えていればそれが決してムダではない投資だということがわかりますし、お金をかけるからこそ時間を大事にできるという、時間価値を高める効果もあります。
で、その時間内での成果を明確にするということも重要です。
あくまで未来に向けてのアクションなので、投資対効果に関しては未来でしか証明できません。
なので、ここでいう成果というのはタスクが遂行できたかどうかや、想定していた小さな成果がその時間内に得られたかどうかなどということですね。
ただ、どれだけ準備をしていてもイレギュラーは起こり得ますし、思ったような成果にならなかったという場合もあるので、そうなってしまうとそもそもそのブロックした時間がムダになってしまいます。
そうならないために、ムダにしないために、予備の時間を事前にブロックしておくということも大事です。
これはマストではありませんが、時間の価値がわかっているからこそ、それがムダになってしまうリスクも想定して、可能な限りリスクを防ぐために予備の時間を用意しておくということですね。
そして最後なんですが、時間をブロックしても集中できる体力や精神状態がなければ、それこそ時間がムダになってしまうので、その準備もしっかりしておきましょう。
ブロックの手前では睡眠をしっかり取っておくとか、思考が冴えるように食事メニューを考えるとか、メンタルエナジーを消費する打ち合わせなどは事前に入れないようにするとかですね。
これは見落とされがちですがめちゃくちゃ大事です。
とうことで、スピっぽい話から始まって「え?」となった人もいるかもしれませんが、フレキシブルに変化を求められる風の時代において、そこに対応するための準備やフットワークが必要になります。
そのために必要なのは濃くて生産性の高い価値のある「時間」なんですね。
それをどれだけスケジュールに組み込めるかがキモになるので、今まで「時間ができたらやる」「なかなか時間が作れない」と言い訳をしていた人は、この機会に考え直してみてください。
やるべきことが決まったら今すぐ時間のブロックを。
そして、その時間は誰にも、例えそれが家族であろうとも絶対にジャマさせてはいけません。