マーケティング



「フォロワー数に応じて割引」を打ち出しているお店は「私のお店にはウリがない」アピールということで良いんですよね?

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

いやー、流行ってますね。

フォロワー数に応じて割引をするという「フォロ割」というアホみたいなサービスが。

何とかの一つ覚えみたいに猫もしゃくしも「フォロワー数に応じて割引をする」というインフルエンサー優遇、SNS活用煽りサービスをやりだしています。
 

少し前にもフォロワー数に応じて割引する美容室とかありましたね。

海外ですがこれとかも。

 
最近ではこれなんかもそうですね。

 
いや、沖縄の離島とか奄美群島とか大好きですけど、


 
えーっと、

滞在中の写真へのフォロワーといいねの数を1円に換算して割引!

 
って、いや、、、
 

ゆっくり楽しまれへんわw
 

日常から離れて非日常を体験しに行っているのに、何でお金のためにSNSの動向を常に気にしなければいけないんですか。

普通に疲れますし旅行が台無しになりますよ。
 

割引をゲットするために何をするときも常にインスタ映えを意識して写真を撮りまくらないといけないわけだし、インスタやTwitterにガンガン投稿しなければならない。

さらに言うと、何をするときもSNSの反応を気にしてパシャパシャ写真撮りまくってる、うっとおしい連中ばかりがその島やホテルに集まっているわけですよね。

安くなっても全然行きたくないわ(笑)

空気の読み合いマーケティング

と、まぁ、ここまでは個人的な感想ですが、マーケティングコンサルタントが本業である僕の見解と代替案はこんな感じです。

 
いや、集客の手段としては有効でしょうし、別にマーケティング戦略としてはやれば良いんですけど、こんなことやったところで瞬間風速的な集客にしかならないじゃないですか。

強烈なウリとかがあった上で「おもしろ企画」としてやるのであれば口コミやリピートにもつながるので全然ありだと思いますが、コンテンツが弱い状態でこんな戦術に走ったところで、所詮は割引です。

切り口はどうであれ、ウリよりも割引を前面に押し出すことなんて誰でもできるいちばん無能な戦略です。

 
で、他の連中がやりだしているマーケティングを模倣しだすこと自体が愚策ですし、そうなってしまったらもはやマーケティングでも何でもなく、ただの「空気の読み合い」です。

それでもマーケティングというなら、それは「空気の読み合いマーケティング」ですね。

ろくにターゲット層のチャネルやニーズをリサーチもせず、市場の空気を読んで「うちもこれをやらなければ」と思考停止の施策を打っている人が非常に多いということです。
 

それどころかマーケターやマーケティングコンサルタントを名乗る人間ですら市場の空気を読んでオリジナリティのないマーケティング戦略をとる始末。

どんどんコモディティ化して言ってジリ貧まっしぐらですよ。

異常な日常には異常な非日常を

珍しく田端さんとまともな会話ができたので載せておきますが、これくらい振り切らないとライバルと差別化するマーケティングなんて成功しませんよ。

 
上記を実現するとすれば、例えば、

「SNS禁止の島」

って打ち出すだけでも、「普段、仕事でもプライベートでも息苦しいネット社会に縛られているのですから、旅行の時くらいSNSやフォロワーに縛られず(承認欲求や帰属欲求に縛られず)純粋に楽しんでほしい」というコンセプトやストーリーが伝わりますよね。

で、そういう人たちがゆっくり過ごせる環境が整っているわけですからその環境自体がウリにもなります。

最近で言うと、沖ノ島とかはそんな感じですよね。

 
どこもかしこも、承認欲求を刺激するしょうもないマーケティングしかやっていないので、たぶんこの方向性は当たりますよ。

時代の振り子の逆側には必ず潜在ニーズがあるので。

顕在ニーズ(この場合は承認欲求)が強く深くなればなるほど、逆側にある潜在ニーズも強く深くなっていくんですよ。

独自のコンセプトで独自の経済圏をつくる

さらに、僕のビジネスパートナーからこんなツッコミが入ったので、もう少し詳しく話します。

 
こういうことを言い合えるって良い関係でしょ(笑)
インフルエンサーたちはヨイショと傷の舐め合いしかしないですから。

 
要するに、インフルエンサーが信用されなくなるのは時間の問題なんだから、さっさとインフルエンサーやSNS(フォロワー)に依存しない独自の経済圏をつくった方が良いですよってことです。

上記のような「フォロ割」とかで集めた割引目当てのエゴ客のレビューなんて信用するわけがないじゃないですか。
 

もうそういう時代になっていくんですよ。

フォロワーのアタマ数なんか集めなくても自分の領域やポジションさえ確保できれば、継続的に質の高いビジネスを展開していけるんです。
 

継続的に集客すべきなのは、自分の利益のためにウソをつきまくるインフルエンサーよりも、良いものは良い、悪いものは悪いと言ってくれる「ウソつかないお客さん」です。

そういったお客さんを集められるビジネスコンセプトを持ち、そういったお客さんを集められるマーケティングができるかどうかが”キモ”になるということですね。

グルメ番組で何食べても「美味い!最高!」しか言わない人なんて信用できないわけじゃないですか。
  

10万人のフォロワーを抱えているインフルエンサーでも、その人の信用が現在進行中で低下していたり質の悪いフォロワーを抱えていたりしたら、そんな人とつながっても何の意味もないどころかマイナスなわけです。

そもそも、こんな連中が今までもこれからも質の良いフォロワーを集められるわけがないじゃないですか。

 
それより、質の高いフォロワー100人を抱えている人100人とつながる方が、いろんな可能性やビジネスチャンスが生まれます。

 
フォロワーなんていくらでも買えるわけですから。

なんだったらリツイートすら(3000リツート7200円で)買えてしまうわけですからね。


 
すごいですよね。

何より、Googleがこの広告を出していることにビックリしています。

このブログのコンテンツの質を下げたくないので、あえてリンクは貼りませんが。

事業計画は築きたい経済圏を決めてから

もし「来年はフォロワー数を1万人にする!」といった抽象度の高い目標設定をしている人は、あなたが独自に築きたい経済圏のコンセプトやその規模を先に決めてみてはどうでしょうか。

そうすることで、

・必要なフォロワーの数と質
・コンテンツのレベルと方向性

が明確になり、今足りないのはどっちで、どっちにどれだけの時間と労力、お金をかければ良いかのバランスの目星がつきます。

 
コンテンツのレベルと方向性の考え方については以下を参考にしていただければ。




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