こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
下記のようなオンラインサロンの案内などで数字の一部を公開すると、なぜ素人で、しかもその極少のフォロワー数でここまで売上があがるのかと不思議がられます。
が、答えはいつも1つで、セルフブランディングはほぼ無視してコンテンツの質と量をひたすら追求しているからです。
セルフブランディングについてやっていることを強いて言うなら次の3つだけです。
①WEBサイトはダサくないか?
②ファッションはダサくないか?
③言葉はダサくないか?
今回は、セルフブランディングについての話ではないですし、僕自身、これ以外は重視していないし取り組んでいないので深くは触れません。
というか、別に深くも何ともないですしね(笑)
要するに、ブログデザインや自分自身の着ているものはダサくなくて、なおかつビジネスモデルやビジネスコンセプトに合致しているか、発信している言葉は人間として男としてダサくないか、だけの話なので。
注意しているのは、これらを自分で判断しないということですね。
WEBデザインにしても、ファッションにしても、ライティング(言葉)にしても、必ずその分野のプロに定期的に確認してもらうということです。
そうしないと裸の王様になっちゃうので。
というセルフブランディングの話はこのくらいにして、セルフブランディングよりもコンテンツを重視することで、それがなぜ、どのように数字につながっていくのかがわからないという人のために解説していきます。
僕の事業の1つであるコンサルティング事業のマーケティング構造を公開することになるので、最初はnoteで下書きをしていのですが、ある理由から「まいっか」と思ったので公開します。
その理由については最後のトピックで…。
出来レース経済
さて、信用がお金(数字)につながるというのは、最近ではバカの一つ覚えみたいに言われていて、その論理などについてもキンコン西野さんの本などでも説明されています。
まぁ、これに関しては、僕は真っ向から疑問を呈していますが。
じゃぁ、その信用で実際に大きな収入を得られている人がどれだけいるのかというと、一部のインフルエンサーだけなんじゃないですかね?と。
あるいは、そのインフルエンサーに紹介された人とか、その取り巻きとか。
ということから、結局のところ評価経済とか信用経済というのはマッチポンプヒエラルキー経済ですよねと。
つまり、成功を手にできるのは限られたごく一部の人間なのに、GIVEを続けていれば、さも誰もが成功を手にして幸せになれるといったような喧伝をしている単なる出来レース経済です。
コンテンツが無い、あるいは低質なコンテンツしか持っていない人間が何をどどれだけGIVEしても、信用なんて得られるわけないやん、と。
なので、素人こそ必要なのが「コンテンツ力」なわけです。
ブランドや話題性、人脈をつくるために切磋琢磨するのではなく。
服部流コンテンツマーケティング
では、本題の服部流コンテンツマーケティングの仕組みについてですが、仕組みはシンプルです。
①見つけてもらう
②価値を確認してもらう
③フォローをしてもらう
④継続性で信用を得る
⑤メイン商品を購入してもらう
たったこれだけです。
順番に解説していきますね。
①見つけてもらう
ありがたいことに僕の職業はコンサルタントなので、言葉や数字といったテキストで表現できる情報を発信したり売ったりしているので、検索エンジンの世界では見つけてもらいやすいわけです。
困っている人や悩んでいる人が検索窓に打ち込む言葉を先回りして用意しておけば、僕のブログにたどり着いてもらえるので。
これがアート(絵や音楽)とかになってくるとそうはいきませんからね。
アートになってくるとアーティスト名や絵のタイトルとかで検索して見つけてもらえなければまずたどり着いてもらえませんし、それまでは作品をSNSに晒して共感者に見つけてもらうしかありません。
まぁ、厳密に言うと、アートをGoogle検索で見つけてもらう方法はいろいろあるんですが。
YouTubeもその一つですし、それ以外にもいくつかあります。
気になる人は、上記の「コンテンツ特化型オンラインサロン」に来ていただければお教えします。
②価値を確認してもらう
見つけてもらったあとは、確認作業をしてもらうわけですね。
困っていたことや悩んでいたことを解決してくれる情報かどうか、あるいはそれ以上の情報かどうか。
これも先回りして、読者や見込み客が求めているであろう解答以上の網羅性や切り口を用意しておけば良いんです。
さらに言うと、この確認作業にも段階を設けています。
後ほど解説しますが、僕のメインビジネスはコンサルティングなので、そこにたどり着いてもらうために何層もの確認作業フェーズを用意しています。
要するに、「ハズレは無いよ」「失敗は無いよ」ということを、できるだけ細かく証明していっているということですね。
逆に、こういった仕組みは、「何か違うな」と思った人が離脱できるタイミングを数多く設置しているということでもあるので、「お金を払ったけど身にならなかった」という確率を低下させているわけです。
③フォローしてもらう
そもそも僕のフォローの濃度が他の人と違うのは、この流れの途中でフォローをしてもらうからなんですね。
ほとんどの人間が「雰囲気」や「キャラクター」、あるいは「話題性」でフォロワーを増やすので、その後のコンテンツが期待以下であればフォロワーは離れるわけですが、自力で見つけてもらって、確認作業を終えてからフォローをしてもらうことによって、「期待はずれ」という現象が起こりにくいわけです。
で、SNSでフォローはしてないけどnoteは読んでくれてたり、ブログを読んでくれていたり、メルマガを読んでくれていたりする人はけっこういるので、フォロワー数というのは本当に曖昧な指標なんですよ。
だからこそ、このフェーズはけっこう重要な要素になります。
フォロワー数と売上はある程度は比例しますが、重要なのはやはりフォロワー数に対して有料コンテンツの購入数だったりコンサル契約の成約率だったりするので。
④継続性で信用を得る
情婦発信力やコンテンツ力が、一過性でや一発屋ではないことを証明するフェーズです。
この方法はいろいろあるんですが、もちろん、ブログで新鮮な情報や異質な切り口、新しい価値観を提供し続けることもそうですし、同様のことをTwitterでつぶやくということもそうですね。
そもそも、信用は、話題性や”自称”人間力、インスタントブランディングどいったような似非要素によって瞬間風速的につくられるものではないですからね。
質の高いコンテンツとその継続、そして約束を果たすことによって得られるものです。
⑤メイン商品を購入してもらう
という①〜④のフェーズを仕組み化して、滞りなくサイクルを回しブラッシュアップを続けることによって、メイン商品(サービス)の購入につながるわけです。
ミルフィーユマーケティング(仮)
じゃぁ、実際に僕がどうやっているかという話です。
①見つけてもらう
メインブログで検索エンジンとSNSから見つけてもらいます。
検索とSNSから見つけてもらうためのブログの書き方は下記の記事を確認してみてください。
②価値を確認してもらう
このフェーズでミルフィーユのように確認の階層を重ねているのが僕のコンテンツマーケティングの特徴です。
ザックリ言うとこんな感じですね。
①有料note(単発)でコンテンツの価値を確認
②定期購読マガジンでポテンシャルを確認
③単発マガジンでパッケージング力の確認
④バックエンドマガジンでコンサルレベルを確認
⑤オンラインサロンでコンサルスキルの確認
ミルフィーユマーケティングというのは、今名付けました(笑)
まだこの記事のタイトルが決まっていないので、「?」と思った人に読んでもらえるように、そのままこの記事のタイトルにしてやろうかと思っています。
③フォローしてもらう
ミルフィーユマーケティングのどこかの段階でTwitterをフォローしてもらいます。
ただ、noteやメルマガでメッセージのやりとりをさせていただくと、SNSもnoteもフォローはしていないけどnoteは購入している、あるいはメルマガは読んでいるという人が一定数います。
なので、フォロワー数には意識を取られないようにはしていますね。
薄っぺらいフォロワーを10000人集めるより、このフローの道中で登録してくれたメルマガ読者100人の方が貴重で、ある意味真の”フォロワー”なんです。
ただ、濃いフォロワーを集めるとフォロワー数と売上が比例していくというのは確かです。
④継続性で信用を得る
これはブログとTwitterとnoteの定期継続マガジンで質を落とさずにコンテンツを提供し続けることです。
で、noteの定期購読マガジンに関してはもう1つ重要な要素があって、それは「約束の日時に約束のコンテンツを届ける」ことによって、ただ継続するだけの信用よりもハイエンドな信用を得ることができるんですね。
これは冒頭に紹介したオンラインサロンでも実践していることです。
カリキュラムの継続配信と個別アドバイスによって信用を獲得するということですね。
⑤メイン商品を購入してもらう
ある意味ここが1つのゴールになるわけですが、ミルフィーユマーケティングのポイントは①〜⑤、全てのフェーズでマネタイズをしているということですね。
みんな大好きな、「とにかく最初は無料でGIVE! GIVE! GIVE!」みたいなことは一切していないということです。
まぁ、ブログでの情報発信やTwitterでのツイートなどは無料の情報になるわけですが、アドセンスやアフィリエイトによってマネタイズしているわけなので、全てのフェーズでマネタイズをしながらマーケティングをしているということになります。
で、僕は、お客さんにとってもこれが一番良いカタチだと自負しています。
なぜなら、無料…無料…無料…と来ていきなりバックエンド商品にお金を払って「なんじゃこりゃ?」となるより、都度、
・このコンテンツは信用しても良いのか
・このコンテンツにお金を払うべきなのか
・このコンテンツで得られるものは何か
・自分は本当にこのコンテンツが必要なのか
などを考える機会を提供して選択をしてもらった方が良いじゃないですか。
マーケティングとセールスはハイブリッドで
ブランディングではなくコンテンツを積み上げていくことで無敵のマーケティングができるということがおわりいただけたでしょうか。
で、「何でここまで公開するの?」と思う人が多いと思うんですが、その理由は簡単です。
いつも言っている通り、再現性が低いからです。
ちなみに、「再現性が低い」というのは「難しいから誰にも真似できない」という意味ではなく。
例えば、今回のこの記事を読んだ99%の人が「めんどうくさい」と感じてやらない、つまり、再現できないのではなく、再現しようともしないというイメージですね。
アフィリエイトにしても何にしても、他の人がめんどうくさいと思ってやらないことをやれる人だけが良い景色を見れるんですが、残念ながらほとんどの人はやらないですし、やったとしてもすぐにあきめるんですよ。
それともう1つ。
質の高いコンテンツは自己満足ではつくれないからです。
天才でもない限り、アクセス解析、読者や見込み客のフィードバック、師匠からの指導があって成せるのが「ハイコンテンツ」なので。
それでもあなたはブランド構築に精を出しますか?
未来を見てコンテンツに力を入れますか?
いまだに、
「マーケティングはセールスを容易にするもの」
「マーケティングとセリングの違いを理解していない!」
みたいなことを言っている人がいますが、古い古い。
ハイブリッドで良いんですよ。
マーケティングとセリングをミックスして進めていくことで、販売者にとってはそれがスクリーニングになり、お客さんにとってはそれがリスクヘッジになるわけですから。