2024

WEB集客

商売人(フリーランス、経営者)が年の変わり目に考えるべきこと

どうも、服部(@FACTDEAL)です。 

もうすぐ2023年も終わるわけですが、僕が年の変わり目に伝えたいことは、「昭和やら、平成やら、令和やら、いちいち外的要因で自分の感情や行動を左右されるな」ということですね。

おおまかな結論は以上です。

普段、自分の転機を自分のいタイミングで決める機会があまりなく、年や季節など、外的要因で自分を決めることが多い人は

「2024年は〇〇しよう!」
「2024年は必ず〇〇が来る!」

みたいなポジショントーク引っ張られて、ムダなお金を使っちゃうタイプかもしれないので、くれぐれも注意してください。

バーゲンセールや消費税増税による駆け込み購入のように、煽られて焦って行動しても何も良いことはないので、あえてこのタイミングで冷静かつマイペースを大事にしましょう。
 

いや、感情や行動の転機として活用できる人であれば、年の変わり目とか、新年度とか、新元号とかは良いかもしれませんが、自分でビジネスをやる以上、それではダメなんですよ。

商売人なわけですから、どちらかと言うと、お客さんを引っ張っていってあげなければならない立場の人間ですからね。
 

もちろん、新しい年が始まるいうことが、お客さんにとって重要なファクターになるのであれば、敏感に反応すべきなのかもしれませんが、実際のところは一般消費者にとってさほど重要ではありません。

そもそも歴史や時代は人が作っていますし、そうである以上、首相や大統領の交代、戦争の行方、GoogleやAIなどの変革の方が重要でしょう。
 

それを踏まえて、我々コンサル業やマーケターを含めた商売人は何を考えるべきかということなんですが、ぶっちゃけ、新しい年が始まって、自分が何を考えて何をするかなんてどうでも良いんですよ。

何をやり残したか、新しい年、時代に何をすべきかなんてどうでも良いんです。

考えるべきこと、そして行動すべきことは、あくまでお客さんにとってどうか、という部分で、それが結果として最も明確な「自分が何を考えて何をすべきか」になるはずなので。

外的要因による変化は自分本位になりがち

外的要因によって振り返ったり目標を掲げたりといった、いわゆるモチベーションの獲得は、自分本位で考えがちです。

去年は〇〇をやり残した
来年こそは〇〇を達成するぞ
今年は新たに〇〇をがんばる

みたいな感じで。

で、これは良い悪いではなく、性格とか習慣などからくるクセみたいなもんで、急に変えたりはできないものなんですね。

ただ、この「外的要因を受けて次の思考や行動を決める」というパターンで上手く成果を出せていない人、は徐々に方向性を変えた方が良いです。
 

例えば「去年も同じことを言ってできなかった」「新年度(4月)から心機一転スタートしたけど結局何もできていない」というパターンの人なんかがそれに当たりますね。

こういった人は自分本位であれながら、自分のためにはがんばれない人なので、そこにあえてお客さんを加えるようにします。

去年はお客さんに〇〇できなかった
来年こそはお客さんに〇〇するぞ
今年はお客さんのために新しく〇〇をがんばる
a

みたいな感じで、お客さんを巻き込むようにして目標を立ててください。

スキルアップや勉強、情報発信は、そもそも誰のために、何のためにやるのかという本質を見つめ直すということですね。

モチベーションの基盤を変えてみる

そう考えると、去年とか今年とか来年とか、平成とか令和とかって、お客さんにとってわりとどうでも良いことだと気づきます。

お客さんに〇〇できていないならさっさとやれという話ですし、お客さんに〇〇してあげたいならさっさとやれという話ですし、お客さんのために新しいことを始めたいなら今すぐやれという話ですから。

年も関係ないし、元号、時代も関係ありません。

ビジネスをしている以上、

助けてあげたいお客さんがいる
楽しませたいお客さんがいる
<

がモチベーションの基盤としてあるのが最もスムーズですし、「何のためにがんばるか」が一番わかりやすいです。

新しい年だからがんばるだとか、新元号だからがんばるだとかよりも、圧倒的にわかりやすいでしょう。
 

ちなみに、モチベーションに関してどう向き合うかも重要なので、この機会にモチベーションの正体についても把握しておいてください。

モチベーションは1つだけではダメですし、上下に振り回されても上手くいかないので。

内的要因によるモチベーションにコミットする

お客さんの存在をモチベーションにした場合、「え、それも外的要因やん?」となると思うんですが、そこでさらに考えて欲しいんですよ。

「なぜ困っているお客さんを助けたい?」
「なぜお客さんを楽しませたい?」

という部分ですね。

なぜなら、それが内的要因、つまり「自分はなぜそれをすべきなのか」「自分はなぜそれがしたいのか」ということにつながっているからです。
 

これは何でも良くて、何ならちょっと下世話なものでも良いです。

例えば、「困っているお客さんを助けて感謝されることで承認欲求を満たされるから」でも良いですし、「お客さんが楽しんでくれた証拠がお金で、それによって自分のアイデンティティーを保てるから」でも良いんです。

逆に、「社会貢献」のような抽象度が高いキレイゴトはモチベーションになりにくいです。

どうしてもウソっぽくなりますからね。

コンサルやマーケはお客さんのPDCAを考える

自分でビジネスする人だけではなく、会社員の人もこの考え方ができるようになると強いです。

特に会社に属していると、どうしてもイベント(外的要因)が多くなったり、与えられる目標やタスクが多くなるなるので、自分のPDCAばかりを考えがちになります。

日本のイベント以外にも、社内のイベントも盛りだくさんですからね。
 

ただ、コンサルタントやマーケが持つべき視点は、本来、お客さんのPDCAやライフスタイルであり、ここにコツコツ向き合って考えるべきことを考えてやるべきことをやっている人が突き抜けられるわけです。

そこに大きく時代が反映してくるのであれば、時代に敏感になって予測していかなければなりませんが、自分が時代に振り回されたり煽られたりしている状態ではそれもできません。

突き抜けている人って、時代が追いついていないじゃないですか。

それって、時代の流れは見ているし、その時代に現存しているツールはいち早く活用しているけど、時代に合わせている、迎合しているということではないわけです。

ただの新しいもの好きとして時代やツールに振り回されるか、お客さんのために時代やツールを上手く活用するかの違いですね。
 

外的要因によって心機一転は良いですが、僕ら商売人は外的要因に煽られたり振り回されたりしてはいけません。

ましてや、声のデカいインフルエンサー、権力者のポジショントークに、いちいち反応していては、どんどんブレていき、お客さんも離れていきます。

なぜ困っているお客さんを助けたい?
なぜお客さんを楽しませたい?

を忘れずに、新しい時代も、大事なお客さんや大事な仲間を船に乗せて、引き続き大航海を楽しんでいきましょう。


アービトラージ情報のアービトラージを活用してマーケティングで優位に立つ前のページ

ライバルが知らないストーリー型逆算起業術次のページストーリーテリング

関連記事

  1. ブログアイキャッチ

    WEB集客

    常識破りの“コンサル流”ブログの記事ネタ量産方法

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。先日、年間通してア…

  2. マインドセット

    他人に食事やお酒を奢る習慣がない人は猛スピードで貧乏になる法則

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。僕は基本的に、誰か…

  3. マインドセット

    即レスは正義ではなく愛と想いを伝える手段

    どうも、服部(@FACTDEAL)です。ビジネス界隈では、「即…

  4. ライフスタイル

    マインドセット

    半年後のライフスタイルを変える「5つの振り返りルール」

    こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。新年度や1年の半分…

  5. マインドセット

    本気でお金を稼ぎたいなら1年間は人に会わずにひきこもれ

    ​こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。お金を稼いでいる…

  6. セミナー

    マインドセット

    行動派の人がセミナーに参加してはいけない理由

    常套句のように、「セミナーや講座を受けても行動しなければ決…

オススメのWordPressテーマ

オススメのコンテンツ

メンバーシップ

オススメの記事

  1. 承認欲求
  2. ブランディング
  3. 定期購読マガジン

最近の記事

  1. mercari
  1. 定期購読マガジン

    note戦略

    スベらないnote定期購読マガジンの始め方
  2. TCD WordPressテーマ

    WordPress

    シンプル&オシャレでコンテンツの価値を高めるTCDのWordPressテーマ
  3. PDCA

    経営・ビジネス

    使える『7つのPDCA』にバージョンアップする
  4. 外注

    コンサルティング

    苦手なタスクを外注をするか自分でやるかのマーケティング的最適解
  5. ステップメール

    WEB集客

    ステップメールが持つ4大要素(コンテンツ、メルマガ、プロモーション、リサーチ)
PAGE TOP