コンセプトメイク

コンサルティング

コンセプト(肩書き、プロフィール、発信の方向性)のモヤモヤを解消する3ステップ

多くの人が相変わらず引きこもりを余儀なくされていると思います。

引きこもって思考停止になっているとマジでやることないですよね(やることなさすぎて息子とずっと相撲をして汗だくになっています)。

タスクがたまっている人はそれから片付けるというのも良いと思いますが、それなりに時間に余裕がある人はこの機会にビジネスを一つ立ち上げましょう。

…とまではいかなくても、自分の商品やサービスを一つ作るという時間に使うのも良いんじゃないですかね。

未来の売上を作るというのはビジネスにおいてはマストですし。

また、コロナの時代に合わせて商品やサービスのアップデートが必要な人も多いはずなので、その際にはスベらない商品を作るためのノウハウがギッシリ詰まったこちらのnoteをどうぞ。

とはいえ、コンセプトが固まらないと商品やサービスもなかなかできあがらないものでして。

ということで、今回のテーマは自分自身が掲げている「コンセプトの違和感」について。
 

というのも、LINEでは無料相談をしていて、毎月30名くらいの人と話をさせていただいたんですが、その中で圧倒的に多いのが「コンセプトの違和感」なんですね。

 

要は、自分の肩書きやプロフィール、発信や商品(サービス)の方向性が本当にこれで良いのかという悩みです。

もっと掘り下げると、本当はこういうことがしたいのではない、求めているお客さんとは違うお客さんが来てしまっていると。
 

例えば、集客として手っ取り早いので「稼ぎ」を全面に押し出してしまっているがゆえに、思考停止、依存体質のお客さんが来てしまっているパターンとかがまさにそうで。

稼いでいる額が事実であれば詐欺ではないですし、稼ぎ方を販売するのは悪ではないんですが、これを続けるのはやはりしんどいですよね。

販売できる商品が情報商材のみ、しかも「稼ぎ方」だと集まってくる人は情弱がほとんどなので、瞬間的には稼げても継続的なビジネスとしてはしんどいですし、やりがいや誇り、もっと言うと家族に顔向けできないというネガティブな感情に覆われていくので。

なので、コンセプトを修正したい、もっと人の役に立つ商品やサービスを販売したいという相談がけっこう多かったんですよね。
 

まぁ、30分という短い時間の中では、相談者のリソースまでは掘り下げられないので、なかなか絶対的解を出すのは難しいんですが、いくつかヒントはお伝えしたつもりです。

自分のコンセプトを客観視するのはなかなか難しいので、できれば第三者の目があった方が良いんですが、コンサルを受けさせる旨の企画ではなかったので、クロージングしないようにグッとこらえましたw

いつかコンサルご必要だなと気がついて依頼してもらえれば良いので。
 

ということで、そろそろ本題にいきましょう。

自分のコンセプトに違和感を感じた時にすべきことを3ステップでお伝えするので、今掲げているコンセプトに対して「これで良いのかな…」とモヤモヤしてきたら、実践してみてください。

先ほども言ったように、コンセプトというのは、肩書き、プロフィール、発信、商品(サービス)の方向性も全て含みます。

①反応の状態を把握する

コンセプトに対してモヤモヤを感じてきたら、まずは反応の状態を把握しましょう。

反応というのは例えばですが、

SNSの反応はどうか
売上は順調かどうか
顧客は理想かどうか

などですね。

コンセプト自体は気に入っているけど数字がついてきていないのか、あるいはコンセプトはイマイチなんだけど数字はそれなりに上がっているのか。

もっと複雑な場合、コンセプトを気に入っていてSNSの反応もお客さんの質も良いのに売上もイマイチという場合があります。

逆に、売上はめちゃくちゃ上がっているけどコンセプトはクソだしSNSのフォロワーもお客さんもヤバい人ばかりみたいなパターンもありますね。

コンセプトそのものと、そのコンセプトに対するいくつかの「反応」によってこれからすべき対応というのが変わってくるので、ここはできるだけ客観的に把握することが重要になってきます。

② 捨てるか続けるかを決める

自分のコンセプトにモヤった場合、コンセプトを変えるしか選択肢がないように思われがちですが、実はそうではありません。

コンセプトがいまいちでも、それが反応があってモラルに反していない、かつストレスでないものであれば、それはそれで置いておいて、別で新しいコンセプトを作れば良いんですね。

逆に、どれだけ反応が良くても、自分の信念とはかけ離れたコンセプトで、そのコンセプトでビジネスを続けることがキツいのであれば、それはバッサリと切るべきです。

金銭的なことだけではなく、精神的に割りに合わない場合ですね。

先ほども言ったように、SNSの反応は良いしお金も稼げるけど、家族に胸を張って言えないようなコンセプトや商売であれば捨てるべきでしょう。

もちろん「お客さんにとって」という視点が一番重要ではありますが、今回はその点についてはあえて言及しません。

というか、それは当たり前の話なので、今回は自分で自分のコンセプトを愛せるかにフォーカスしています。

まぁ、自分のコンセプトを愛せない時点で、そのコンセプトから生まれる商品がお客さんに利益や幸せをもたらすものではない可能性が高いですよね。

③ ダークサイドコンセプトの再利用

上手くかなかったコンセプトや、時間が経って気づいたダサい(ヤバい)コンセプト、いわゆる「ダークサイドコンセプト」というのは、編集次第では武器になります。

今の自分(の新いコンセプト)を形成している壮大なストーリーの一部になるからです。

人の葛藤や低迷というのは共感を得やすいですからね。

もちろん、セーブすべき情報はありますが、闇落ちしていた自分、恥ずかしかった自分というのは今のコンセプトを輝かせるので、切り捨てた過去のダークサイドコンセプトはゴミ箱に入れて永久追放するのではなく、上手く再利用するのが良いです。

人は順風満帆に走り続けている人ではなく、葛藤や低迷でもがいている人に共感しますからね。

この「過去の〇〇があるから今の〇〇がある」というのは、コンセプトメイクの裏コツなので、覚えておいて損はないです。

過去の苦い経験や失敗、コンプレックス、あらゆるダークサイドの経験が新いコンセプトを醸成する上での武器になるので。

ちなみに「ただこういう失敗があった」だけでは薄っぺらいヒーローストーリーになってしまうので、重要なのは「それを失敗(ダメ)だと気づかずにイキっていた」、つまりそれをコンセプトとしてドヤっていたという事実です。

それによって恥ずかしさ、ダサさが倍増し、ギャップ効果で今のコンセプトがより輝くのです。


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