Twitter

SNSマーケティング

出会いの可能性を広げる魅力的なTwitterプロフィールの書き方

年末になってくると、断捨離含め身辺整理をする人が増えてくるわけですが、年内に来年の準備を終わらせてしまうというタイミングでもありますよね。

で、準備といえば心機一転WEB周りを整える良いきっかけになるわけですが、その中でも簡単にできて、かつ重要度が高いのがTwitterやブログのプロフィール。

けっこうテキトーに書いちゃってる人や、真剣に書いているんだけど何かシュッとしないという人は多いんじゃないですかね。

 

ということで、サロンメンバーもTwitterを始めたり、新しいアカウントを立ち上げたりしていてちょうどプロフィールのアドバイスもしようと思っていたので、せっかくなのでシェアします。

最近はTwitter関連の記事を書くと喜ばれますしね。

書き方に正解はない

最初に言っておきたいこととして、当然ですがTwitterのプロフィールの書き方に正解はありませんし、むしろ最終的には自分なりのスタイルを持つのが理想です。

ただ、いきなりそれはできないので、とりあえず「この要素だけは入れましょう」というものをお伝えしていきます。

プロフィールができあがると「もっとこうした方が良いな」とかが見えてくるので、そこから試行錯誤を始めれば良いですし、他の人のプロフィールを見ながら「これは取り入れよう」と自分なりのスタイルを作っていけば良いんです。
 

Twitterのプロフィールの文字数は160文字と決まっているので、この中にリンクを含めて詰め込む必要があるわけですが、今回は2つのポイントから入れるべき項目をピックアップしました。

1つは「オリジナリティを保つこと」です。

160文字で表現しようとしたとき、誰かの型をパクると非常にバレやすくオリジナリティがなくなるんですね。

そういった「よくあるプロフィール」は日々目にすると思います。

学生時代は壮絶なイジメに合う ▶︎ 会社員時代はパワハラでうつに ▶︎ 引きこもってアフィリエイトを始める ▶︎ 半年で月収100万円達成!

みたいな、履歴書からの収入アピールとかはテッパンだと思うんですが、こういうのを見ると「ハイハイ…」ってなるじゃないですかw

そうならないように、できるだけ型がバレにくい、オリジナルに見える書き方をお伝えします。
 

もう1つは「カスタマイズ性が高いこと」です。

自分の経験やスキルは日々アップデートされていくものであり、それに伴って情報発信の内容やプロフィールも変化していきます。

そうなったときに修正しやすいような型であった方が良いんですね。

要は「そういえば〇〇になったからプロフィールも修正しよう」となったときにまたゼロから書き直すのではなく、パーツごとに書き直せば良いようにしておくということです。

ということで、この2つのポイントを押さえた上でプロフィールを整えていきましょう。

僕のプロフィールは以前はこの型で書いていたので、参考にしていただければと思います。


ちなみに、現在のプロフィール はスクリーニングのために究極的に削ぎ落としているので参考になりませんw

誰が(実績、経歴、肩書き)言っているのかではなく、何を(言葉や文章の内容)言っているのか、つまりツイートを素直に読んで考えてくれる人だけ来てくれれば良いという考え方です。

❶ どんな特殊な人間なのか

僕のプロフィールでいうとこの部分。

写真も撮るマーケターです。

まず自分は何者なのか、どんなスキルを提供できるのかを伝えるわけですが、ここでは特殊性や特別感をアピールするようにします。

その際に一番簡単な方法が「双連性」というテクニックを使うことです。

双連性というのは、一見何も関係がないような2つのものが関連しているということで、ブログ記事のタイトルにもよく使われる手法です。
 

例えば「アパレル販売員です」だけだと弱いですしレア感がないですよね。

で、よく見るのが「〇〇社でレコード売上を持つアパレル販売員です」とかですが、悪くはないですしアパレル業界で一生食っていくつもりであればそれで全然OKです。

ただ、いろんなチャンスや出会いを掴みたいのであれば「筋トレマニアのアパレル販売員です」とかの方が良いんですね。
 

筋トレや健康志向のトレンドは今後も続きますし、筋トレとアパレル販売員は関連性がないように見えて「服を美しく着たければ身体を美しく整えましょう」といったストーリーを作ることもできます。

双連性、つまり2つのリソースを掛け合わせることで付加価値を増やし、レア感をアピールしましょうということです。
 

僕の「マーケティング × カメラ」も同じ考え方で、マーケティングやセルフブランディングにおいて、商品の写真やプロフィール画像など「見た目」を整えることは重要ですからね。

マーケティング目線やブランディングを理解した上で写真を撮れるというのは強みになります。

❷ どんな価値観を推奨するのか

僕のプロフィールでいうとこの部分。

インフルエンサーにならなくてもそこそこ稼げてそこそこ人生を楽しめる「“深くて狭い”マーケティング」が得意です。

この項目はメインコンセプトと思ってもらってOKです。

①でレア度をアピールしたらそれで終わりではなく、ビジョン(フォロワーさんを導きたい未来)を伝えてインパクトを継続させていきます。
 

どういうことかというと「言葉の強さ」や「新しい価値観」によって興味を引き続けるということですね。

ただ、ここでやってしまいがちなのが「自由に生きよう」「お金を稼ごう」といった何のインパクトもなく手垢のつきまくった価値観を伝えてしまうことなんですが、これはダメです。

もちろん、理想のライフスタイルを追求すると、自由な時間を得ることや大きな収入を得ることに行き着きますが、そんな言葉を使っている人はいくらでもいるので、それではあなたをフォローする理由がありません。

なので、新しい価値観や、既存の価値観でも切り口を変えて新味感を与える必要があるということです。
 

もし、新しい価値観を伝えることができなければ、その価値観を共有すべき理由やその価値観で生きるためのプロセスを伝えるというのもテクニックの1つとしてはありです。

例えば「お金を稼ごう」ではインパクトがないので「お金では手に入らない大事なものを守るためにお金を稼ぎましょう」とかですね。

また、もう1つの方法としては、ネガティブにはなるのであまり推奨はしませんが「〇〇が大嫌いです」というふうに仮想敵を設定して「許せない価値観を否定する」というのもありです。

もちろん否定や批判するだけの代替案ありきですが、ある価値観を否定することによって自分の価値観をアピールすると。

❸ 伝えたいメッセージ

僕のプロフィールでいうとこの部分。

人生のあらゆる問題や悩みはマーケティングの力で解決できますよ。

自分が何者なのか、どんな価値観を持って生きているのか(ビジネスをしているのか)を伝えることによって、フォロワーさんはあるていどの「受け入れ態勢」が整うんですね。

そもそもあなたのキャラや価値観に興味がなければ離脱しているので。

なので、ここではメッセージ性を強めに、例えば「〇〇しませんか?」「〇〇しましょう!」といったようなフォロワーさんに語りかけるような内容と言葉を使うということですね。
 

ブログを書いている人であればわかると思うんですが、簡単なテクニックですが、語尾を「〜です」ではなく「〜ですよ」「〜ですよね」とするだけでも文章にメッセージ性が出ます。

とはいえ、あまり押し付けがましくならないようにしましょう。
 

あと「世界平和を目指しましょう」とか「〇〇をすれば幸せになれますよ」といったような宗教的なものや世界観が大きすぎるものもやめておいた方が良いです。

ここまでのアテンションが全て水の泡になります。

❹ プライベートのこと

僕のプロフィールでいうとこの部分。

沖縄と音楽を愛する2児(3歳、0歳)の父。

何となく流れが見えてきたと思いますが、あとに進むずつフォロワーさんとは心の距離が近くなっていくんですね。

160文字とはいえ、自分が何者なのか、どんな価値観を持って生きているのか(ビジネスをしているのか)、伝えたいことは何か、まで読み進めてもらっているからこそプライベートなことを差し込む余地ができるんです。

リアルの会話でも、最初からプライベートなことをベラベラ喋られたらちょっとしんどいじゃないですか。
 

ということで、ここでは自分の趣味や特技、あるいは家族のことなど、ビジネス以外でつながりたい要素を書くと良いです。

あなたの人格を形成している要素ですね。

もちろん、プライベートの境遇や共感がきっかけとなってビジネスにつながることも往々にあるので、テキトーに書くべきではありません。

例えば、僕は沖縄が好きと書くことで沖縄のお客さんと多くつながりましたし、音楽が好きということでコンサルの際の会話が弾んだりしますし、音楽に例えてマーケティングやビジネス戦略の話ができたりします。

その世界の共通言語が絆を強めたりするので、けっこう大事な項目です。

❺ 弱点や自虐

僕のプロフィールでいうとこの部分。

キングオブ親バカ。

これは前項につながる要素にはなるんですが、マストではありません。

が、普段から怖そうに思われる人や完璧な人だと思われる人、実際にそう言われたことがある人などは書いた方が良いですね。
 

とっつきやすくするように自分の弱みを伝えたり、失敗談を伝えたりするということですが、たまに笑えないような弱みとか失敗談を書いちゃう人がいるので、そこは注意してください。

例えば、極端ですが「風俗通いが趣味です」とか「元暴走族でした」とか。

それ自体は悪ではない(暴走族は悪かw)ですが、それを書くことでメリットがあるビジネスはかなり絞られてくるので注意しましょうということです。

職業が格闘家であれば「元暴走族でした」「少年院に入ってました」とかは箔になったりしますし、あるいは「元極道です」という牧師さんもキャラとしては面白いです(実際にいます)。

アングラなライターであれば風俗通いは弱みどころか強みになります。

が、パンチのある弱みや自虐はブランディングのギャンブル性が高くなるので「私服がダサいと言われます」とか「嫁の奴隷です」といった軽度のものにしておきましょう。

まぁ、それも人格を伝える上で最適化どうかは吟味した上で。

❻ 見て欲しいWEBページ

僕のプロフィールでいうとこの部分。

自己紹介👉https://shinyahattori.com/media/

ここまできてやっと見てほしいリンクを貼り付けてOKということです。

ブログやブログのプロフィールページ、Youtube、インスタ、ポートフォリオなど、あなたのことがより詳しくわかるページのリンクですね。
 

わかっているとは思いますが、ここにいきなりLPを貼ったりLINE登録、メルマガ登録のリンクを貼るのはやめましょう。

ここまで段階を踏んでプロフィールを見てもらっているとはいえ、だからといってさすがに「この人にお金を払おう」とか「この人に個人情報を献上しよう」とまではなっていないので。

引き続き情報を提供することと、さらに深く人間性を知ってもらうためのページのリンクを貼ってください。
 

貼るリンクがないのであればペライチのページでも作れば良いですし、固定ツイートやモーメントを作っても良いです。

 

Twitterのプロフィールは160文字とはいえ奥が深いですし、ここに書いている内容によってフォロワーの質や属性、集まってくるお客さんの層も変わってきます。

新しいビジネスにつながるのも、キャリアに活路を見出すのもプロフィール次第ということですね。

もちろん、定期的にツイートをしなければプロフィールする見てもらえないので、息をするようにツイートができるようになることが前提ですが。

 

あと、今回の話のテーマからは少しずれますが、アイコンやヘッダー画像も非常に重要です。

ちなみに、ヘッダー画像はあまりビジネス臭くならないものが良いです。

よく見ると思うんですが、プロフィール画像があるのにヘッダーにも自分の画像を入れたり、ゴリゴリのヘッドコピーを入れたりとかはやめた方が良いですね。

プロフィールページで一番最初に目に入るからこそ、圧を抑えめにして離脱を防ぎ、プロフィールの内容自体をしっかりと読んでもらえるように。
 

プロフィール次第では、どんどん新しい仕事や新しいビジネスの話が舞い込んでくるかもしれないので、ぜひこのタイミングでプロフィールを整えてみてください。

プロフィール作成、そのためのコンセプト作り、プロフィール撮影、そのあたりのことを「全部手伝ってほしい!」という人は、PERSONAL PRODUCE を活用してください。
 

今回はプロフィール本文をメインに書いているので、ヘッダーやアイコン、固定ツイートなど全体の注意点に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。



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