どうも、服部(@FACTDEAL)です。
とある人が
大前提:うまく行っている人と行っていない人には「才能の差」なんて無い!
❶ デキる人は行動がめっちゃ早い。とにかくやってみる!って考える
❷ ちゃんと自分で考えている。研究&勉強熱心
❸ 諦めずに続けている
❹ 愛がある
❺ よく笑う、明るい
と言っていたんですが、僕はこの全てが見事に真逆なんですよね。
上記に当てはめて具体的に言うと、僕の思考と行動パターンって
❶ けっこう慎重
❷ 先人の知恵でショートカットする
❸ 飽きっぽい
❹ 愛はごく限られた人にだけ
❺ 根暗
っていう感じです。
でもそれなりにうまくいってるんですよね、ビジネスもプライベートも。
前者はライトサイド、陽キャって感じで、後者はダークサイド、陰キャだと思うんですが、自分に合ってればどちらでも上手くいくんですよ。
成功するにはポジティブで明るくないとダメだと思ってる人は、こういうアプローチもあるということも知っておいていただければなと。
がんばって陽キャになる必要なんてないんです。
僕を例に陰キャで上手くいくパターンを解説していくので、もし「あ、ワイこっちだわ」と思った人はそちらに振り切ってみても良いんじゃないかなと。
❶ けっこう慎重
僕はプライベートで何かする際は「最高の未来」をイメージできたら、「最悪の未来」はあまりイメージせず大抵のことはGOします。
なぜなら、プライベートにおける「最悪の未来」に関わることって「お金」と「健康」くらいなので、それ以外は別に慎重に考える必要がないからです。
お金に関していえば、自分でビジネスをしているわけですから、「何をどうすればいくら稼げるのか」がわかっているので、自分の稼ぐ能力をはるかに超える支出はすぐにわかるし手を出すことはありません。
また、健康に関して言うと、良い大人なので、何をすれば(死に至るような)ケガをするか、何をすれば健康を損なうかはわかります。
それ以外は考えてもしょうがないんですよね。
一方、ビジネスに関しては基本的にネガティブ思考なので、めちゃくちゃ慎重になります。
巷の起業家や成功者がよく言うような「ワクワクする」とかでビジネスを始めることはないどころか、上手くいく確率が「50% VS 50%(フィフティフィフティ)」の案件にすら手を出さないですからね。
最低でも60%の勝率が見えるまで徹底的にリサーチしてアクションを起こさないので、めちゃくちゃ腰は重いです。
要は、「最悪の未来」ばかりを考えているということです。
だって、ビジネスにおいて「最悪の未来」を迎えることは、イコールプライベートも「最悪の未来」を迎えることになりますから。
けっこう企画打っているので行動しているようにも見られるんですが、それは勝機があるから動いているだけの話で、途中でボツにしている企画や事業なんていくらでもあります。
僕は、「とにかくやってみる」ではなく「やっても問題なさそうか」を徹底的に考えてからやるのです。
❷ 先人の知恵でショートカットする
僕のビジネススタイルとして、「この世にないものを生み出してやろう」ではなく、「すでに存在する商品やサービスをより良くできないか?」なんですよね。
自分は天才ではないことは重々承知しているので、iPhoneのようなものを生み出してやろうとは思ってないわけです。
まぁ、厳密に言うとiPhoneも「組み合わせ」によって生まれている新しい商品でありサービスなので、人によってはその辺の感覚や価値観は違うと思いますが。
そもそも僕はコンサルタントなので、お客さんから求められるものは「この世に存在していない方法」ではなく「今まで上手くいった方法」です。
なので、すでに存在している情報や知識などに関しては、お金を使ってガンガンショートカットしていきます。
もちろん、得ようとしているも情報や知識をに関して精査や取捨選択はするものの、すぐには研究も勉強をしないどころか、考えもしません。
やるのはクライアントに提供する前に自分で試してみることだけです。
そこで弊害や制約が発生したときに初めて考え、自分のリソースを組み合わせることでクリアにできる可能性があればブラッシュアアップをかけていくというイメージですね。
僕は、考えざるを得なくなったときになって初めて、考え、研究も勉強もするのです。
❸ 飽きっぽい
僕は基本的に熱しやすく冷めやすいので、3日坊主全然OKで、むしろ3日も続いたことを褒めてあげるという、自分に対する甘さを持っています。
いろんな企画を打ちたくなるし、ブログやホームページのデザインもすぐ変えたくなるし、とりあえず流行りに乗りたくなるし、慎重にリサーチしてリスクさえなければいろんなことに首を突っ込みたくなりますし。
ただ、僕の「飽きっぽい」という背景には「耐久力がない」ということではなく(そう信じたい)「他の人と同じことをするのがイヤだ」というのがあって、それが良い方向に作用しているんですね。
だって、何か気になったことがあってチャレンジしようと思ったときっていろいろ調べるじゃないですか。
そうすると、3日もしないうちに「他にどんな人がどのようにやっているのか」が見えてくるので
その人たちと同じことでもやりたいのか
その人たちのやっていることを超えられるのか
その人たちよりオリジナリティを出せるのか
みたいなことを考え、どれかに希望を見いだせれば続けるでしょうし、見出せなければサクッとやめるんですね。
諦めるか諦めないかはかなり初期段階で決めてしまうということです。
僕は、勝てない戦いをしないためにも、自分の「飽き性」という性格に意図的に照明を当てて活用しているのです。
❹ 愛はごく限られた人にだけ
僕は、愛は無限ではないと思っているので「愛が溢れている」ような生き方もビジネスもできないんですね。
特定の人にだけ愛を注ぐことしかできないし、したくありません。
良い読者やフォロワー、お客さんには愛を注ぎますし、そうではない人には普通、厄介な人は拒絶します。
これに関しては、ビジネスにおいて僕がスクリーニングを重視していることを理解してくれている人もけっこう多いと思うので、深掘りするつもりはありませんが、重要なポイントだけ少し話します。
自立している人に対しての愛は相乗効果を生みますが、依存している人に対しての愛は最悪の状況しか生まないんですよね。
これは、ビジネスもプライベートも同様です。
天然で八方美人の人は、集まってくる分母の数は自然と多くなるので、その分応援してくれる人や助けてくれる人も多くなりますし、徒労なくその人たちにもさらに愛を注ぐことができるので大丈夫かと思います。
愛に生きる人ってそういう人じゃないですか。
キリストのように、依存者をも赦し愛を与えます。
ただ、養殖の八方美人の人は、「愛し忘れ」のないよう、隙のない演出ができないとけっこうキツイと思います。
要は「気遣い」ができないと、依存体質の人は、「こっちはこんなに愛してるのにあなたはなぜ愛してくれないの?」となってモンスターに変わっていくので、対応コストが圧迫していき、最終的にビジネスが破綻します。
僕は、プライベートもビジネスも、本来有限である愛は、限られた人にだけ注ぎたいのです。
❺ 根暗
これは❹にも通じる部分かもしれませんが、僕は無理に明るく振る舞う必要も笑う必要もないと思っていて。
確かに(第一)印象は大事ですし、そういう人に惹かれる人が多いのも確かです。
ただ、人はえこひいきされたい生きものです。
特別扱いされたいんですね。
他の人には笑わないのに自分だけには笑顔を見せてくれる、他の人には厳しいのに自分には優しくしてくれる、そういう人に惹かれたりするじゃないですか。
僕は狙っているわけでも何でもなく、興味がない人には感情を使わない、そういう人間なんですね。
興味があれば喜怒哀楽どれかの感情は使います。
もちろん、あからさまにえこひいきすることもあります。
特定の人だけへ向けたプレゼントもそうですし、SNSでの反応に関しても、共感や批判に関係なく、反応したい人や反応したい内容に対してしか反応しません。
これも一種にえこひいきですよね。
こうすることでスクリーニングしているわけですが、そうすることで、僕と関わりたいという人としか関わることがなくなるので、大事な人や好きな人にだけ愛を注げることになります。
僕は、基本根暗なので、本当に楽しいことがあったり本当に好きな人の前でしか笑えないのです。
まとめ
だからといって、僕は社会不適合者レベルではないと思っています。
❶ けっこう慎重
❷ 先人の知恵でショートカットする
❸ 飽きっぽい
❹ 愛はごく限られた人にだけ
❺ 根暗
別に「こいつヤベー」とかではなく、「こういう人いるよね」っていうレベルじゃないですか。
光があるから影があるように、「陽」の人が評価され上手くいくように、一方で「陰」の人が魅力を集め上手くいくこともあるということを理解しておいていただければなと思います。
確かに、人と人が関わる以上、ダメなところは改善していく必要はあるんですが、そのダメなところを直すことで、離れていくお客さんもいるということは覚えておいた方が良いと思います。
大事なのは「お客さんにとってどうなのか」ですね。
もちろん、お客さんのために極端に自分を変化させても、早晩自分の首を締めることになりかねないので、お客さんに迎合するというのも慎重に考えなければなりません。
また、考え方や行動に関しては、人には向き不向きがあるわけですが、あまり1つの人格だけで考えない方が良いですよ。
人にはいくつもの人格があるものです。
例えば、愛は溢れてるけど笑顔は振りまきたくないとか、飽きっぽいけどこれだけは続けられるとか、矛盾があったり支離滅裂だったりするわけです。
また、「自問自答」って自分の中の2つの人格が戦っているということとも言い換えられますしね。
人によってはそれが3つも4つもあるわけです。
多重人格でなかったとしても、「これに当てはまる人格は自分の中にあるか?」とか考えてみると、自分を客観的に見ることの訓練にもなるのでけっこうおもしろいですよ。
あなたは陰か陽か。
もちろん、混合タイプでも良いわけなので、陽に偏る必要もなければ陰に偏る必要もなありません。